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干場の気絶ブログ「このスタイル、古く見えますか?」

2021.1.13 2021.1.13
2021.1.13

24年間、毎年のように出かけてきたイタリアで行われてきたメンズファッションの展示会「ピッティ」や「ミラノコレクション」も、今年はコロナウイルスの蔓延で実現しなかったり、オンラインでの発表に切り替わりました。何もかもが変わらざるを得ない変革の時代は、ファッションの消費動向や意識も変え、より本質が見直されるようになりました。次から次へと移り変わるデザイン性が強いだけの流行(トレンド)の洋服に価値や意味を見出せなくなってきているのです。一方で、タイムレスでベーシック、素材や作りが良い洋服やスタイルは時代を越えて残るということが浮き彫りになりました。

この写真と下記の文章は、2020年の1月に投稿したものですが、皆さんの目には古く見えるでしょうか? キャメルのコートやグレーのスーツ、エルメスの鞄はどれも僕が10数年愛用しているものばかりですが、2021年の今でも同じスタイルをしていますし、僕にとっては自分の体型に合っているから古く感じません。逆にこういう普遍的なスタイルにこそ価値があり、時代を越える力があるのではないかと思うのです。

2020 PITTI UOMO A/W。初日のスタイルです。ミツルストラーノで仕立てたグレーフランネルのダブルブレステッドのスーツに、アルコディオの白いシャツ、高島屋スタイルオーダーサロンで仕立てた7cm幅の黒のウールのネクタイ、そして足元はWHのプレーントゥ。グレー、白、黒といった、言わばお馴染みの干場流のモノトーンスタイルですが、今回はキャメルのコートで少しだけ色を足してみました。実はこのポロコートは、BEAMS Fで20年前に買ったもの。日本を代表するバイヤー、BEAMSのクリエイティブディレクター中村達也さんが手掛けた一着です。ポケットがほつれたり、裏地が破けたりしたら、何度も修理をしつつ大切に着ているお気に入りのコートです。

ちなみにこのスーツも15年前に仕立てたもの。ジョンロブのベルトやエルメスのバーキンも10数年愛用してます。時代に流されないベーシックな定番アイテムは、丁寧に着れば何十年と持つんですよね。僕なりのサスティナビリティなのかも知れません。

あれ? 何の話をしてたんでしたっけ?(笑)

hoshiba

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