■全部買っても5000円!
高機能で激安、なのにおしゃれ……吉幾三さんが「行こう、みんなの~♬」とCMで歌っていたころとは、まったくイメージが変わった「ワークマン」。キャンプや釣りなど、主にアウトドア系のグッズで注目されることも多くなり、いまや大注目のブランドだ。筆者も特に防寒着では、いろいろな商品を愛用させていただいている。
今回は、そんなワークマンで、カーライフに使えるグッズを探してきたのでご紹介する。ちなみに、全部買っても5071円。
■500mℓ専用 真空保温ペットボトルホルダー(税込980円)
ドライブ中に、コンビニや自動販売機などでペットボトル飲料を買うことがあると思うが、冷たいものを買っても温かいものを買っても、車内に置いておくうちに、当たり前だが、ぬるくなってしまう。そんなドライブ中の小さな悩みを解決してくれるのが、このアイテムだ。

ライダーや釣り人向けの、ワークマンオリジナルブランド「イージス (AEGIS) 」のグッズだ
類似する商品は他にもあるが、ワークマンの場合、ケースの入り口に、ゴムの弁が仕込まれており、空気の出入りを防いでいる。商品パッケージに保冷・保温実験のグラフがきちんと記されていることからも、その実力に自信があることがうかがえる。980円という価格もうれしい。

残念ながら、径が大きいため、クルマのドリンクホルダーには入らないだろう(筆者のクルマのドリンクホルダーには入らなかった)が、強力な保温/保冷性能によって、どこでも持ち歩ける。一度試す価値のあるアイテムだ。

6時間後も、15度以下に保冷してくれるグッズが、980円とは驚き。保温よりも保冷のほうが得意なようだ。
■LEDハンディワークライト(税込998円)
灯りが限られる、夜の車内で活躍してくれるのがこちらのアイテム。このアイテムの魅力は、エリアライトと懐中電灯の2WAYであることと、設置方法が選べることだ。

360度可動するフックで室内へ吊るすこともできるし、マグネットでクルマのボディやドアへとくっつけることもできる。もちろん、必要に応じて、手で持って照らすことも可能だ。さらに、灯りの部分が180度可動する。灯りが欲しいところにしっかりと照らすことができる、まさに「痒い所に手が届く」アイテムだ。
ちなみに、全光束は、エリアライトで110ルーメン、懐中電灯で20ルーメン、連続点灯は約6時間となる。

暗い車内での探し物の際も活躍してくれる。

フックに吊すこともできて便利。

マグネット付きなので、ボディにくっつけることも。
■ニトリルゴム背抜き手袋(税込299円)
重いものを運んだり、急なトラブルの際便利なのが、こちらの手袋だ。軍手などをクルマに常備している方もいると思うが、いますぐワークマンに、こちらの手袋を買いに行ってほしい。筆者もヘビロテさせていただいている。荷室へ重たい荷物を出し入れするときや、クルマのメンテナンスをするときなど、この手袋をしていると、掴む力が3倍になったかと錯覚するほど、軽やかに作業が進む。しかも税込299円という激安ぶり。

すべてゴム製ではなく、背抜きとなっているところもポイントで装着感がいい。

トラブル時には、強い味方となってくれる。
ちなみに、ニトリルゴムは、クルマのオイルに触れる部分である、Oリングやオイルホースなどにも使われているゴムで、機械油や食肉油脂分などの耐油性・耐薬品性に優れている。クルマのトラブルにはもってこいの手袋だ。ただし、熱にはそれほど強くないので、真夏の車内には放置しないほうがいいだろう。
■高撥水ポケッタブルトラベルボストン45(税込1500円)
45リットルという大容量のボストンバッグがコンパクトサイズで持ち運べるのがこちらのアイテム。デザインもポップでおしゃれだ。

これがワークマンで売っているのだから驚きだ。収納時は、縦10センチ、横15センチほどの大きさとなる。
レジ袋が有料となり、エコバッグを車内に常備している方も多いと思うが、クルマで移動すると、ついついたくさん買ってしまうもの。おそらく、多くの方がいくつものエコバッグを常備しているだろう。しかしこのバッグならば、これひとつで済み、車内の荷物もすっきりする。持ち手が短めと長めのふたつ用意されており、必要に応じて使い分けられるのも便利だ。

商品名にもあるとおり、撥水性の素材のため、多少濡れても安心。
■迷彩足カバーロング(税込795円)
愛車を自分の手で洗車される方におすすめのグッズが、この足カバーだ。これさえあれば、洗車の際、ズボンの裾を濡らさずに済む。カラーは、写真の迷彩色パターンや単色など、複数色があるのでお好みでどうぞ。

値段は税込795円、迷彩柄がなかなかおしゃれ。

長さも十分 これなら洗車に夢中になっても大丈夫そうだ。
■ハンプクツカバー(税込499円)
クルマをこよなく愛する方の中には、車内を土禁(土足禁止)にしている方もいた(いる)だろう。今もそうしている方がどれほどいるかは不明だが、潔癖症の方や、車内をできるだけきれいにしておきたい方にお勧めしたいのがこちらのアイテムだ。

靴を脱ぐ手間も省けるし、靴を保管する場所を作らなくていいので、一石二鳥。
アウトドアや屋外スポーツのあとの同乗者に履いてもらったり、外遊びした子供にも。靴の上から履くことで、車内に砂利や草を持ち込まず、キレイに保てる。なお、ドライバーは、運転操作の際、このクツカバーが引っ掛かったりして危険なので、使わないでほしい。

帆布性なので、意外と丈夫で、使用感も悪くはない。
■まとめ
ワークマンは、コストパフォーマンスと機能性もさることながら、商品の更新が早く、「パトロール」の楽しみがあるのも魅力。朝7時から営業している店舗が多いので、空いている時間に行って「密」を防ぐこともできる。
今回ご紹介した商品以外にも、ワークマンには、クルマで使えそうなグッズがたくさんある。すこしでも気になった方は、ぜひ一度、足を運んでみることをおすすめする。カーライフがさらに、充実したものになるだろう。









Text & Photos:Kenichi Yoshikawa
Edit:Takashi Ogiyama
