この連載『赤峰流。』では、茶、グレー、カーキといったそれぞれのテーマカラーごとにコーディネートをご紹介してきました。
さて、今回の主役カラーは、たくさんリクエストをいただきました、お待ちかね【ネイビー】でございます。
一口にネイビーと言っても、色のトーンや生地の質感が異なる4種類のスーツをご用意しました。今回はそれぞれのスーツで、タイドアップしたドレススタイルとノータイのオフスタイルをご紹介していきます。
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今回から、この『赤峰流。』は有料メンバー限定動画としてよりパワーアップして生まれ変わります。
ですのでこちらの記事でお見せできるのはほんの一部だけ。全貌が気になる方は、ぜひYouTubeにてFORZA STYLEの「メンバーシップ」にご登録くださいね!
①トニック2000のスーツ(ドレス ver.)
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まずご紹介するスーツは、ドーメルという会社の生地「トニック2000」を使ったスーツです。モヘア混で、少しシャリっとして照りのある生地なので、パーティシーンにもぴったりです。
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ネクタイは濃いブルーのものを合わせると、かなり大人でシックな装いに。さらに大人感を出したい場合は、スーツの生地から色を拾ったブルーのネクタイでもよく合います。
ポケットチーフに関しては、白が基本です。シャツはパーティのときは必ずダブルカフスにしましょう。襟はワイドスプレッドでもレギュラーでも、どちらでも結構です。
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さらにドレススタイルということで、アルバート サーストンのブレイシス(サスペンダー)をちらっと見える感じに着用すれば、より上級者らしさを醸し出せます。
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②トニック2000のスーツ(オフスタイル ver.)
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先ほどと同じスーツで、今度はノータイのスタイルをつくってみましょう。ネクタイをしない場合、重要となるのはシャツの色合わせ。実は紺と茶は非常に相性がいいんです。
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これだけだとちょっとベタッとしてしまうので、どこにアクセントを置くかというと、ポケットチーフです。こちらも茶とネイビーで色合わせをすれば完璧です。
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③濃い紺色のストライプのスーツ(ドレス ver.)
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今度は先ほどとは異なり、ネイビーにロイヤルブルーが入っているストライプのスーツです。まずは、タイドアップしたスタイルをご紹介します。
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これにはストライプのネクタイは全く合いません。クレストかプリントのネクタイ、もしくは無地といっても一般的な無地ではなく、控えめな柄の入ったこのような青みのネクタイがベストでしょう。
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そして靴下もポイントになります。コットンウールの明るいネイビーで色合わせをしましょう。靴はネクタイの合わせによっては明るい茶でもOKですが、ドレススタイルの場合は濃いめのチョコレートブラウンがお勧めです。
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このあと、同じスーツでノーネクタイのスタイル、そしてまた違う2着のスーツをオン/オフで着回して、合計8スタイルを披露します! ほんの小さなことにも、センスを磨くヒントがいっぱい。続きはぜひ動画でご覧くださいね。
video:Shingo TAKEDA
photo:Riki KASHIWABARA
report:Mckee Makiguchi
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■赤峰幸生(あかみね・ゆきお)
ファッションディレクター、服飾文化研究家
主宰を務めるデザインカンパニー「Incontro(インコントロ)」は、イタリア語で「出会い」の意。大手百貨店やセレクトショップ、海外テキスタイルメーカーなどの企業戦略やコンセプトワーク、店舗運営などのコンサルティングを行う。2007年秋冬からは『真のドレスを求めたい男たちへ』をテーマに自作ブランド「Akamine Royal Line」を立ち上げ、パーソナルなスタイリング・アドバイスと注文服を仕立てるサービスを開始。その服作りを通じて、質実のある真の男のダンディズムを追求する。国内外の伝統文化を研究し、日本のトラディショナルが分かるファッション界の生き字引として、和魂洋装を体現しながら世界を舞台に活躍。2014年に社屋を神奈川県川崎市の自然に囲まれた立地に移転。「めだか荘」と命名して、企画の創造と発信、体感の場として活用している。1944年生まれ、東京都目黒区碑文谷出身。