東京・南青山に2月29日（土）にオープンしたオーダーソファブランド「blocco（ブロッコ）」の路面店にマコ＆マルが突撃。お互いが好きなソファ生地を選んで、理想の暮らし方を語り合います。
新婚夫婦がソファ選びに来た感じ（笑）
マル 米川店長のお話しを聞いていると、ソファから自分の暮らし方を見つめ直しちゃいますね。
マコ 確かにね。うちなら犬の毛の掃除が必要だから、モップや掃除機が入るスペース分の脚の高さが必要。それと、ソファに犬が上がるから、爪痕が残らない生地がいいね。
マル 私は家に帰って部屋着に着替えたら、まず行くのがソファ。PCでメールチェックするときに、ソファに足を上げて作業できるのが楽でいいんですよね。あと、雑誌を読むのもソファが好き。
マコ それじゃあ、かなり滞在時間が長いね。
マル ソファはヘビーユーザーですよ。座っているところだけが痩せちゃうので、クッションがまんべんなく摩耗するようにローテーションしてます。
マコ クルマのタイヤのローテーションみたい（笑）。
マル ブロッコでオーダーメイドでソファを作るなら、ルンバが入る分の脚の高さと、ワインなどをの汚れにも強い生地がいいな。
マコ 国産のオーダーメイドソファが20～30万円で買えるのがいいよね。オーダー内容を知ると、とてもリーズナブルに感じて、これは欲しくなる。
ソファに実際に広げられる大きな生地サンプルが約250種類！
マル ダークゾーンにもたくさんの種類の生地がありますが、どんな種類が揃っているんですか。
米川店長 先ほど丸山さんがおっしゃったように、液体をこぼしても染みにくく、すぐ拭き取ればシミにもなりにくい「撥水加工」生地、汚れが繊維に侵入するのを防ぐ「防汚」生地、家庭での手洗いや洗濯機で洗える「ウォッシャブル」生地、それと梶井さんがご希望の「ペット対応」生地などがあります。
マコ 大きな生地サンプルがいいですね。これなら出来上がりとの誤差が小さいでしょう。
マル スーツをオーダーするときの「バンチブック（生地見本）」が小さいと、出来上がってから「えっ!?」というのもありますもんね。これは本当にイメージしやすいです。
マコ 「せっかくオーダーで作るんだから、変わった生地感がいい」という人もいるでしょうね。
米川 ソファを部屋の中の主役にするか、溶け込ませるかで、生地選びは大きく変わりますね。梶井さんのリクエストの「ペット対応」ならこちらはいかがですか？
マコ うちのは柴犬で、家の中では粗相はしないので、爪痕に強い生地がいいですね。
米川 この生地なら、爪が入りにくく、ウォッシャブルなので、人気がありますよ。
マル 私はこのブルーの生地が素敵ですね。ちょっとツヤ感があって、温かみも感じるし。
米川 マジックペンやボールペンなどで汚れたら、水で落とすと汚れが浮いてくるので、そのあと乾拭きで大丈夫です。
マル ソファで仕事をすることも多いので、それはうれしいです。
米川 生地選びにも好みが出るので、レザーとファブリックでツートンにしたり、いろんな色を組み合わせたりして、文字通り世界で一つのソファを作る方もいます。
マルちゃんがブロッコ青山店で特に気に入ったものは？
マコ ブロッコで特に気に入ったソファや生地、部材などありますか。
マル このソファのデザイン、すごく好きです。囲われている、守られている感じがして、角にすっぽりはまると気持ちいい。
マコ 絵になってますよ！
マル あと、「今すぐコレ欲しい！」と思ったのが、ブロッコのオリジナルの肘掛けにはめられるテーブル「リモーラ」ですね。これ、タテにもヨコにも膝掛けにはめることができて、メッチャ便利でいいと思います。
マコ サイドテーブルだと、それを置くスペースも必要だけど、これはいいと思った。絶対お酒のグラスとかリモコンを置きたくなる。
マル 一個、1万2000円（税抜）なら、私でも手が届きそうですね。これで私と一緒に晩酌してくれる人を募集します（笑）。
スーツと同じぐらい奥深い！ オーダーメイドソファを攻略したい！
マコ ソファの世界、奥深かったですね～。座面一つでも「女性は浅い方が座りやすい」って初めて知りましたよ。男は浅いのは落ち着かないです。座ってあぐらをかけるぐらい座面が広いといいなぁ。
マル リラックスするのにヘッドレストはいいですね。あのまま寝ちゃいそう。
マコ カップルや夫婦が来て、お互い座面の硬さを変えられるって面白いよね。主張があるのに、一緒に座る（笑）。
マル でも2人でオーダーメイドするのって、「私と一緒にいようと思ってくれているんだな」と思ってうれしいものですよ。
マコ これだけオーダー内容が豊富だと、迷われるお客さんも多いですよね。
米川 はい、迷って迷って、何度も通われる方もいますね。
マル そういうときはどう折り合いがつくんですか。
米川 そういうお客様は、「最初に見た」ものを結果として選ばれることが多いですね。
マコ なるほど。ファーストインプレッションですか。「結局これが素敵だわ」となるんだ。
マル それって、モノ選びのあるあるですね。
マコ では、FORZA STYLEの読者にメッセージを！
米川 働き盛りの皆さんには、自分の身体にぴったりの「休める場所」が必要だと思います。お酒を飲んだり、映画を観たり、ソファを大好きな空間にしてください。
マル 充電スポットみたいなものですね。
マコ 上手い！ 洋服や靴って試着が大事だけど、ソファも「座ってみる」ことが大事だってよく分かりました。
マル 驚いたのが、座り心地の「6段階」でした。でもそういうのを知ると、選択にこだわっちゃいますね。
マコ それもスーツのオーダーとかと同じ。でもソファは一つで十分だから、もっと悩むよね（笑）。
米川 ブロッコのオーダーメイドソファは3～4週間で納品できますので、ぜひご利用ください。
マコ オーダーのスーツより早い！
blocco（ブロッコ）青山店
東京都港区南青山2-13-2
サンライズ青山ビル1F
03-6438-9166
11:00-19:00（水曜日定休）
丸山尚弓（まるやま なおみ）
「美人すぎるメンズファッションライター」として活動中。メンズファッションを題材とした自身のFacebookは、コメントが女性目線で分かりやすいと好評で、紹介した商品には問い合わせが殺到する。ファッション初心者を「素敵な男性」へと優しく導くことが信条。またファッションだけでなく「人生を豊かにするライフスタイル」をテーマに、男性としてトータルの魅力アップが目指せる記事を発信している。ライター以外の活動として、メンズブランドの企画やブランディングも行う。特技はコミュニケーション力を活かして外国人ともすぐに友人になれること。趣味はタウンウォッチと英語での映画鑑賞。
Instagram：@genstagram.tokyo
Photo：Riki Kashiwabara
Text：Makoto Kajii
