記念日にブツヨク成就を。3月2日は“ミニの日”です!
「キョウハ○○ノ日デス」。いつの頃からなのか記憶が定かではありませんが、今どきのカーナビって、よくしゃべりますよね。そんな日あった?と思うことも多々ありますが、祝日・祭日など、国が定めた日の他にも様々な記念日があります。
例えば11月29日はイ・イ・ニ・クで「いい肉の日」、2月22日はニャン・ニャン・ニャンで「猫の日」などゴロ合わせもよく、ご記憶の方もいらっしゃるかと思います。前者は「より良き宮崎牛づくり対策協議会」、後者は「猫の日実行委員会」と「一般社団法人ペットフード協会」が協力して1987年に制定(11月1日でワン・ワン・ワン、犬の日もあります)。ちなみに、国際的な「インターナショナルキャットデイ(World Cat Day)」は8月8日です。
「えええ~!」と思うような記念日もありますが、コレは個人でも作ろうと思えば作れるとか。調べてみると「一般社団法人日本記念日協会」という団体があり、申請・認可されると5年間有効。継続申請も可能なのだそうです。ちなみに記念日登録料は1件15万円とHPに記載がありました。上手く当たればプロモーションに活用できます。
ワタシはジドウシャ人なので、たとえばフェラーリ縛りで申請するなら、1947年の登記簿の日付を調べて「フェラーリの日」、2月18日の「エンツォ・フェラーリ生誕の日」、あるいは「スクーデリア・フェラーリの日」という3候補を構想(妄想)。折衷案じゃありませんが、イチバン皆がまとまるのは“コメンダトーレ”のお誕生日ですかね。

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「今日は何の日だっけ?」と聞かれて、「ギクッ」とした経験をもつ紳士・淑女は少なからずいらっしゃるとお察ししますが、来る3月2日は何の日でしょう? もうお分かりですよね。そう、3(ミ)と2(ニ)で「ミニの日」となります。昨年は60周年記念で各種イベントなど大いに盛り上がりましたが、今年はそれぞれ任意にということなのでしょう、オフィシャルHPでは記念日はおろかキャンペーン告知もありません。ちょっと寂しい。

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クラシック・ミニからニュー・ミニへ。BMWミニとなった現行スタイルのミニは、日本では2002年3月2日に発売が開始されました。日本上陸19年目の最新情報は、ワゴンボディのクラブマンに『MINI John Cooper Works Clubman GP Inspired Edition』誕生のアナウンス。このモデル、世界限定299台、日本限定120台のスペシャル。お値段なんと税込み価格615万円!

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ミニのなかでも『John Cooper Works』(以下、JCW)と名付けられたモデルは特別です。ジョン・クーパーは英国人の往年の名レーサーであり、かつF1のコンストラクターでもあり数々のタイトルを獲得しています。また、ミニ・クーパーの生みの親であることから、以来、ミニのハイパフォーマンスモデルには彼の名が刻まれています。

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JCWの名をもつ限定車といえば、昨年11月20日に『MINI John Cooper Works GP』のアナウンスがありました。コチラは世界限定3,000台、日本限定240台で税込み価格576万円(ベースは3ドアボディ)。予約受注から3ヵ月以上も経過しましたのでもう買えないでしょうが、クラブマンベースでよければ前出のJCWが間に合うかも。

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しかも、コッチの方が0-100km/hが0.3秒速く、4.9秒という社内データを記録します。静止状態から加速した場合、3ドアより長いホイールベースとわずかに重い車体重量がトラクションを稼いでくれるのだと予想。ちなみに、最高出力306Pps(225kW)、最大トルク450Nmを発揮するMINI史上もっともパワフルな2リッター直4ターボエンジンエンジンは同スペック。最高速度は250km/hというパフォーマンスは変わりません。
もうすぐ3月2日だし、年度末ということもあって、本来ならオトクなキャンペーン情報をお届けしたかったのですが、残念ながらその情報はありませんでした。考えてみれば毎年ミニの日は年度末最終月なのですから、毎回出血大サービスというワケにも行きません。

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とはいえインポーターの事情はともかく、販社はガンバる時期なので、ミニ狙いの方は通常モデルを含め大いに注目すべきです。無論、登録済み試乗車や展示車両などデモカーの放出もこのタイミングならでは。クロスオーバーやEVなどもラインナップし、さらに『MINI Yours』などカスタマイズプログラムも多彩。自分だけのミニを作り上げてくださいね。

MINI Convertible








Text:Seiichi Norishige
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