FASHION ― エディターヤナカのこじラグ

【エルメスなのにジェットキャップ!?】しかもカシミアだったので "色ち買い"

2020.1.25 2020.1.25
2020.1.25
自分が本当にイイと思う、一流品を買い集めていたら、無類の服好きが集まっているはずの編集部内でも「買い方がおかしい」「こじらせてる」と。自分じゃ、至極普通だと思っていたのに...。ホントにこじらせているのか確認すべく、自分が買ってきた愛しい服達を紹介していく企画「こじラグ(※こじらせラグジュアリー)」を始動させます。これがお買い物の参考になるかはわかりませんが...、世の買い物ジャンキーたちを安堵させられたら本望なのです(笑)。

でも、いまだかつて……

さて、164回目は もういい加減…な「エルメス」のキャップ「ネバダ」。

パネルの取り方がジェットキャップのようで、ストリート仕様な佇まいですが、さすがはエルメス。じつはこれ、カシミア100%なんです。

まぁ、素材が抜群に良いので、その辺のストリートブランドやアウトドアモノには見えないんですが、パッと見ドコのブランドかは 皆目見当がつかない。フロントには「H」なマークが刺繍で施されていますが、同色なので かなり近づかないと分からないのも堪らないんです。

後ろでサイズ調整するボタンが、鞍の鋲をモチーフとした"クルー・ド・セル"ではありますが、コレだってそんなに目立つもんではないんで、おそらく被っていてもエルメスだとは気付かれないんじゃないかと。

裏地はロゴ入りだから、ごはん屋さんで脱いで裏向きに置いてたら気付かれるかもですが、そんなアピールすることもないでしょうし。

丁寧な縫製や ツバの縁には上質なレザーのパイピングがほど越されており、やっぱエルメスってスゲぇなぁ〜と ひとしきり感心していたんですが……

ん? 待てよ。

これって カシミアである必要あったのか??

きっちり裏地とスベリもあるから、肌に触れる部分にカシミアないじゃん。まぁ、でも軽くて温かいんだろうな。

ん? ん? だろうな??

そう。このデザインと素材の贅沢さに惹かれて、"色ち買い"な清水ダイブしちゃったっていうのに、じつはまだドッチも被ってない…。だから 温かいのかは検証できておらず。

「ハズしのアイテムなんだけど じつは超リッチ」っていうネタ込みでの清水ダイブだったんですが、実際に被って出掛けようとしたら ちょっと頑張って 若さアピールしてる中途半端なオジさんっぽく見えて断念。それ以来 眠って頂いているわけです。

とは言え、これ2個でコート買えるくらいの出費だったので 被らないとモッタイナイから、そろそろ勢いに任せて おろしてみることにします。もし無理して若作りしてるように見えても そっとしておいてください。視線から察して 再度眠ってもらうことになるのかもしれませんけど…。

Photo:Shimpei Suzuki
Text:Ryutaro Yanaka

Author profile

谷中 龍太郎
谷中 龍太郎
Yanaka Ryutaro

FORZA STYLE シニアエディター

さまざまな雑誌での編集、webマガジン『HOUYHNHNM』編集長を経て、『FORZA STYLE』にシニアエディターとして参画。現在までにファッションを中心に雑誌、広告、カタログなどを数多く手掛け、2012年にはニューバランス初となるブランドブックも編纂。1976年生まれ。

WHAT's NEW

SPECIAL

view all
  • 日本のビジネスマンを格好良くする100の方法 2020.7.14 update
  • 49000円から干場義雅編集長のオーダースーツが作れる!タカシマヤ「スタイル オーダーサロン」とは?【PR】 2018.2.28 update

SELECT 10

CELEB

EROSABA

FORZA FAMILYの連載コラムをいますぐチェック!

ランキング

HOT TOPICS

VIDEO

VIDEO