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自己嫌悪なんて怖くない。
自分を嫌いになりやすい人の原因・特徴を解説

2019.8.23 2019.8.23
2019.8.23

そのもやもや、吹き飛ばせます

「これだから俺はダメなんだ……」「もっと頑張らなきゃいけないのに……」

失敗した時にこんなことを思った経験は誰しもあるはずです。仕事のミスや人間関係のすれ違いetc、どんな些細な事からでもむくむくと膨らんで来てしまう自己嫌悪……どうにかしたいですよね。そんな自己嫌悪に陥る読者諸氏の悩みを解決すべく、本記事では「自己嫌悪」の克服方法をお教えします!

自己嫌悪の原因

自己嫌悪とは、自分で自分を疎ましく思うこと。ただ単に「落ち込むこと」とは全く違います! 自己嫌悪にはいくつか原因がありますから、まずはそれらを分析して自己嫌悪から抜け出すための指針にしてみましょう。

・自己認識のズレ

これが一番わかりやすいかもしれません。自己認識のズレとは、有体に言うと「理想と現実のギャップにやられてしまっている」ということ。例えば、「自分の理想とするビジネスマン像はもっとスマートなのに、現実の自分はミスばかり……」といった例が挙げられます。

当然ながら、理想と現実のギャップが大きいほど自己嫌悪を起こしやすくなります。もちろん理想が高いのは良いことですが、あまりにも高すぎる理想は劣等感を生むだけですのでご注意ください。

・欲求不満

ここで言う「欲求」とは、いわゆる三大欲求ではなく「承認欲求」のことです。承認欲求とは、他人に自分を認めてほしいと思う気持ちです。どんな人でもこの思いは根底に持っているはず。しかしそれが強まりすぎてしまうと、他人の目を気にして嫌な気持ちばかり続くことになり、自己嫌悪を助長します。

ただ、承認欲求は人生のモチベーションとしてプラスに働くことも多いですから、一概に「承認欲求が強い=悪い」というわけではありませんよ!

☆承認欲求との上手な付き合い方は、こちらの記事でご確認ください。
ウザがられていないか要チェック! 承認欲求とうまく付き合う方法、教えます

・遺伝的要因

自己嫌悪のしやすさというのは性格の一部なので、遺伝的要因で決まることもあります。性格の外向性の、だいたい5割くらいは先天的に決まっているそうですよ。

また、なんと「ネガティブな心を作る遺伝子」というものが存在します。

ブリティッシュ・コロンビア大学では、200名の被験者に様々な言葉をランダムに見せるという実験を行いました。そして、被験者に実験後「見せられた言葉の中で記憶しているもの」を聞くと、ネガティブな言葉を多く記憶している人々の遺伝子には「ADRA2b欠損変異体」という遺伝子が含まれていることがわかったのです。物事のマイナスな面を意識しやすいということですね。

この遺伝子を持つ人は、常人よりも良く言えば慎重派、悪く言えばネガティブな性格をしていると言われています。

自己嫌悪になりやすい人の特徴

原因がわかったところで、次はもう少し細かく見ていきましょう。自己嫌悪になりやすい人というのはどのようなタイプの人なのでしょうか?

・完璧主義

理想が高いのが原因ということで、真面目で完璧主義な人は自己嫌悪になりやすい傾向にあります。自分に課すハードルが高すぎるせいで「こんなことさえできないなんて……」と思ってしまうのです。

また、完璧主義者には2種類あります。いわゆる完璧主義者は、ささいな失敗も許さない、THE パーフェクトを目指す人間。もう一つは「”どこから手を付けて良いのかわからない” が多い人」。一見ただのぐだぐだな人ですが、実はこれは「手を付けたことはすべて完璧にやらなくては」という意識があるからこそ生まれる気持ち。こういう人も、やるべきことになかなか踏み出せない自分に自己嫌悪をしてしまうことが多いようですね。

☆「隠れ完璧主義者」について、詳しくはこちら!
志は高く、ストレスは低く!! 完璧主義のプロになろう

・コンプレックスがある

学歴、容姿、昇進etc……人の数だけコンプレックスはあります。これらが自己嫌悪に直結するのは、皆さんご存知のことでしょう。

コンプレックスが強すぎる人に共通しているのは、ズバリ「隣の芝生は青く見える」精神。他人と自分を比べすぎることでどんどん落ち込んでしまいます。あまり周りに目を向けすぎないことが大切かもしれません。

・極端な性格

物事を0か100かで判断してしまいがちな人、いらっしゃいますよね? これも自己嫌悪しやすい人の特徴の1つです。ささいなミスを致命傷だと考えてしまったり、ちょっと人から冷たくあしらわれただけで嫌われていると感じてしまったり……。

完璧主義者さんにも言えることですが、「まぁそんな時もあるよね」と割り切ってしまえる心もたまには必要です。あまり身構えずに生きてみてくださいね。

・我慢強い

身の回りで起きたことに責任を感じすぎてしまう人も要注意です。自分が我慢すれば済むことだ、という考え方は気づかないうちにストレスをため込んでしまいがち。それに加えて「また強く言えなかった……」と落ち込んでしまう負のループに陥る可能性があります。

また、人との仲違いの原因などを自分に求めてしまうこともよくあります。俺のせいで、私が悪くて、と考え自分を責めることも自己嫌悪の一因です。

・競争心が強い

意外に思われるかもしれませんが、競争心が強い人も自己嫌悪になることは多いです。

「競争心が強い人」というと、自分に自信があって強気なタイプに思えます。ですが、「〇〇さんより上でありたい」という思いが強いことで、その対象の人に負けてしまうと必要以上に自信を失い、自己嫌悪に陥ってしまうのです。自尊心の高さと劣等感は紙一重ということですね……。

・他人の気持ちに敏感

最後は「他人の気持ちを考えすぎるが故に、自分を抑圧しすぎてしまう人」です。例えば、自分は「これがやりたい」と思っても周りはそう思っていない雰囲気だった時。自然とその雰囲気が読み取れてしまう人は、自分の意見をそっと閉じ込めてしまいます。

この傾向にある人は、自分の意見を拒絶された経験がトラウマになっている可能性が高いです。何をおいても「自分の意見なんて」と考えてしまうことが自己嫌悪に結びついているのです。

他人を慮ることは素晴らしいことなのですが、それによって自分自身を苦しめてしまっては本末転倒。では、このようなタイプの人たちはどうすれば自己嫌悪から脱却できるのでしょうか?

自己嫌悪から脱するためには

自己嫌悪になってしまった時に効果的な方法を3つお伝えします。

・リフレーミング

まず最初に”リフレーミング”という言葉をご存知でしょうか? これは、その人の考えている枠組み(フレーム)を直すという意味です。もっとわかりやすく言うと、視点を変えろということ。

グラスに入っているワインを見て「もう半分しかない!」と思うか「まだ半分もある」と思うか……という考え方を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

他に有名な事例だと、こんなものがあります。

とある靴メーカーが、市場を拡大しようとアフリカの某国に目をつけました。ところが2人の社員が視察に行ったところ、その国では靴を履く文化がなく、全員が裸足だったのです。

本社に帰ってからの2人の報告は片方が「この国では靴は全く売れないだろう」というもの、もう片方が「靴を履く文化さえ浸透すれば、この国は大きな市場となる可能性がある」というものでした。

ついつい前者の考えをしてしまいそうですが、後者の報告を見ると「なるほど」となりますよね。固定観念を捨て、違う側面を探すことが自己嫌悪を脱するポイントになりそうです。

自分の短所が「消極的」であれば「前には出ないけれど、縁の下の力持ち」「八方美人」なら「誰とでも仲良くできる」……という風に、嫌になっている自分の性格を見直してみましょう。

・身体を動かす

上のリフレーミングが精神的な解決法だとすれば、こちらは物理的な解決法。特にガッツリ運動しろというわけではなく、家でできるような簡単なストレッチや体操で構いません。

普段から軽い運動を取り入れている人は性格もポジティブな場合が多い、というのはイメージ論ではなく実際に研究結果が出ている事実だそうなんです。それに、頑張って運動して引き締まった肉体を手に入れた日には、自分のことも少し好きになれそうな気がしませんか?

また、運動ではありませんが、掃除というのもかなり効果的な行動の1つです。特に、ササッとできて綺麗になったことが見た目にもわかりやすいトイレ掃除は自己嫌悪でもやもやしている時におすすめですよ。

・小さな成功体験集を作る

自己嫌悪になりやすい人は、自分へ課しているハードルが高すぎることが多いもの。そこで、どんな小さなことでも自分を褒められるポイントがあればそれをリスト化してみましょう。

特に就寝前に「今日の反省会」をしてしまうという方。「〇〇ができなかった」も重要ですが、「〇〇ができた!」も一緒に考えた方が精神衛生上おすすめです。

・他人には適度に無関心で

人から嫌われたくないというのは社会の中で生きる人間としては当たり前の感情ですし、他人を慮り、気にかけるというのはもちろん長所と言えるでしょう。

ですが、人はそこまで他人に興味を持っていないもの。「ダメなやつだと思われた」「笑われているかもしれない」こういった感情が自己嫌悪を引き起こすわけですが、他人にどう思われようが……という姿勢も持った方が身のためです。

そのためには、自身も他人のことはあまり見ないようにしましょう。他人の評価軸で自分の行動を評価しないことがまず第一歩ですよ!

自己嫌悪の時に絶対気をつけるべきこと

前項でご紹介した方法を実践すれば、自己嫌悪からは脱却できるのでしょうか? ……少々お待ちを! 自己嫌悪に陥っている時に絶対してはいけないこと、というものも存在します。よく読んでご注意ください!

・愚痴や不満

え? 愚痴くらい言わせてよ!とお思いかもしれません。「こういうことがあって、今本当に落ち込んでるんだ……」くらいの弱音はもちろん大丈夫。ただ、気をつけないといけないのは他人に関する不満です。

「俺もミスしたけど、あいつもやらかしてたしな」などと他人の粗探しを始めるのは、他人を下げることで自分の位置を保とうとする防衛本能のようなもの。ですが、このような粗探しは癖になりますし、悪口を言っている自分にまた嫌気がさす……と自己嫌悪の無限ループに嵌ってしまう可能性もあります。

周囲の環境のことは気にしないのが一番です。

・比較

続いて、「他人と比較する」というのも自己嫌悪に陥っている人がやりがちな行為です。細かいことでいちいち他人と比較して、勝っては安堵し負けては落ち込んでいたらキリがありませんし、その比較に意味はありません。

「あの人はあんなに優れているのだから、私も頑張らなきゃ」というような奮起の仕方も、若干ポジティブに見えますが自己嫌悪中ではあまり効果的とは言えませんのでご注意ください。あくまでも自分主体の考えでいきましょう!

・セミナーや本に頼る

もうどうにもならなくなって、簡単にセミナーに行ったり自己啓発本に頼ったりするのもNGです。もちろん感銘を受けて自分の生活が改善された!という場合もありますが、多くの場合は焦って解決策を求めた結果の「一時的な安心」に過ぎません。

自己嫌悪しがちな性格は(恐らく)幼いころから培ってきたものですから、じっくり時間をかけて考え方や習慣を修正していく方が合っているはずですよ。

自己嫌悪にもメリットが??

最後に、自己嫌悪しがちな人に向けて「実は良いこともある」ということをお伝えします。それはズバリ、向上心のあらわれであるということ。

自己嫌悪はネガティブな印象ですが、「もっとこうなりたい」「もっとできるはず」という飽くなき向上心のあらわれですし、それは自分への期待感から生まれるものです。自己嫌悪を乗り越えて理想の自分に近づいた暁には、きっと自分のことも好きになれているはず。

つまり、自己嫌悪は自分を好きになるための近道であるということなのです。自己嫌悪している自分を恐れず、しっかり向き合っていきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

自己嫌悪は克服すべきものではありますが、適切に対処さえすれば憎むべきものではありません。これからも向上心は持ちつつ、自分のことを受け入れられるようになれば完璧です!

Text:K.S
Photo:Getty Images

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