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湯シャンがフケや抜け毛に効く? やり方を間違うと逆効果! 正しい方法解説

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福山雅治もやってる⁉ 湯シャンの真実とは

みなさん、毎日お風呂でシャンプーしてますか? シャンプーとは、洗髪剤を指すとともに髪を洗う行為そのもののことも指します。この記事で取り上げる「湯シャン」とはつまり、お湯でシャンプーする、お湯だけで洗髪することなのです!

髪のあらゆるトラブルに効果があるとされる一方、逆効果でデメリットだらけだという人も。実は湯シャンは人によって向き不向きがあり、また誤った方法で行うとむしろ髪にとって悪影響にもなります。そこで今回は正しい湯シャンについて、徹底的に解説していきます!

目次

■湯シャンの効果

■湯シャンによるトラブル

■湯シャンの正しいやり方

①ブラッシングは必須

②じっくり地肌を洗う

③ヘアケアを欠かさずに

④自然乾燥は絶対NG

■湯シャンのお悩みズバッと解決

①湯シャンに向いているタイプとは

②いきなりお湯だけだと不安と違和感が

③湯シャンは楽で時短になる?

④他にも抜け毛・薄毛対策したい!

■正しい湯シャンで効果を実感

湯シャンの効果

そもそも、シャンプーを使わずお湯だけで髪を洗う湯シャンには、いったいどのような効果があるのでしょうか?

普段多くの人が使っている市販のシャンプーは、当然ですが化学物質でできていて、強い洗浄力を持っています。シャンプーで髪を洗うことで、人によっては本来頭皮に必要な皮脂まで洗い流されてしまい、それを元に戻そうと頭皮の皮脂が過剰に分泌されて、髪や地肌のべたつき、ニオイの原因になります。

また、頭皮に刺激を与えてしまい、かゆみやかぶれ、赤みや湿疹などが起こることも。頭皮を守るために働く頭皮の常在菌も化学物質によっていなくなります。湯シャンをすることで、これらのシャンプーによる髪や頭皮のトラブルを解決することができます。

さらに、皮脂に原因があるタイプの脂性フケに悩まされているという人も、湯シャンにすることで改善される可能性があります。これも、皮脂の過剰分泌を防ぐことができるために起こるものです。

そして、頭皮のトラブルで実は非常に多いのが、シャンプーのすすぎ残しによるもの。頭皮や髪、毛穴にシャンプーの成分が残ったままだと、頭皮の炎症や吹き出物の原因になったり、抜け毛や薄毛が起こったり、雑菌が繁殖してしまったりします。かなり入念に洗い流さないと、きちんとシャンプーをすすげていないのです。湯シャンならそんなすすぎ残しトラブルも防げます。

本来、7~8割の汚れはシャンプーを使わずに落とせるのだそう。洗いすぎを防いで頭皮を自然な状態にし、人間が本来持っている力を活かして皮脂を適度な量に調整しやすくすることで、髪のさまざまなトラブルに関する効果が期待できるのが湯シャンなのです。

湯シャンによるトラブル

髪や頭皮のトラブルに効果があるはずの湯シャンですが、間違った方法で行うとむしろ新たなトラブルを引き起こすことになります。

皮脂は、洗い流しすぎももちろんよくないですが、きちんと洗い流さずに頭皮に残りすぎるのもNGです。皮脂が長時間残っていると酸化して毛穴のつまりを引き起こし、ニオイや炎症の原因となります。シャンプーせずに寝落ちした翌朝などに頭がかゆくなるのは、これが理由のひとつなのです。

また、ニキビの原因となるアクネ菌は、皮脂をエサにして毛穴で増殖してしまいます。頭皮にニキビができてしまう人は、皮脂のせいでアクネ菌が増えていると考えられます。

湯シャンの正しいやり方

間違った方法で行うとトラブルにつながることもある湯シャン。美容師が勧める正しいやり方をご紹介しますので、この方法や手順を守ってやってみてくださいね!

①ブラッシングは必須

シャンプーに入る前に必ずやるべきなのが、ブラシで髪をとかすこと。ブラッシングすることによって、付着している皮脂やホコリなどの汚れを前もってある程度落とすことができます。これからお湯で汚れを落とそうとしているのですから、その前に髪をとかすだけで落とせる汚れは落としておきましょう。また、髪のからまりをとかすことでより髪を洗いやすくなります。

頭皮から毛先に向かって、頭皮を傷つけないように注意しながらまっすぐブラシを動かします。特にからまりやすい毛先は、乱暴にとかして髪をブチッと引き抜いてしまったり、髪そのものに切れ毛などのダメージを与えたりしないよう、優しく慎重にといてください。

数回程度ブラッシングしただけではムラがあり、まだからまっているところや汚れを落とせていないところもあります。何度も何度も念入りにとかしてください。また、頭皮の部分に強く力を入れてブラシをかけると頭皮が傷ついてしまうので、あくまで優しく行うのが大切。ブラシの先が丸いものを選ぶと安心です。

②じっくり地肌を洗う

さて、ブラッシングを終えたらここからが湯シャン本番です。頭皮全体をもむように洗っていきます。このとき、40℃以上の熱いお湯のほうが汚れを溶かしてくれると思ってしまいがちですが、熱すぎると頭皮に負担をかけてしまいます。35~38℃のぬるま湯になるよう、シャワーの温度を調整しましょう。

普通のシャンプーをするように強くゴシゴシと洗ったり爪を立てたりすると、頭皮を傷つけてしまう恐れがあります。頭皮を指の腹でもむイメージで洗い、髪の毛はシャンプーの泡がない分からまりやすいのであまりこすらず、そっと指を通す程度にします。

洗い慣れないうちは10分はかけて湯シャンしましょう。慣れてきたら5分くらいでできるようになります。頭頂部など頭皮の中心はもちろん、洗い残しやすい耳の周りや首のあたり、前髪の生え際あたりなども意識して丁寧に洗っておきます。

③ヘアケアを欠かさずに

シャンプーだけではどうしても髪は傷みやすくなります。湯シャンをした後には、コンディショナーやトリートメントを使ってヘアケアを行いましょう。これもすすぎ残しがないよう、しっかりと洗い流してください。

また、週に1~2回ほど、湯シャンの前にハーブエッセンスを使って頭皮の汚れを取り除きましょう。落ちにくい酸化した皮脂も落とすことができます。やり方は、地肌にハーブエッセンスをつけて、頭頂部から生え際へ向かって、山の頂上から裾野に広げるイメージで頭皮をもんでいきます。湯シャンをするのと同じように、指の腹で頭皮をもむように行います。

④自然乾燥は絶対NG

お風呂から上がったら、自然乾燥で髪を乾かしているという人もいるかもしれません。これは湯シャンをするか否かにかかわらず、髪にとって悪いことしか起きません。濡れた状態の髪は非常に傷みやすい状態。きちんとタオルドライとドライヤーで乾燥させましょう。

タオルで髪の水分を拭き取る際は、髪をゴシゴシとこすり合わせないようにしてください。タオルで髪をはさんで押さえるようにして、やさしく水分を吸い取ります。しっかりタオルドライできたら、ドライヤーを使って完全に髪を乾かしていきます。

ドライヤーは髪から20cmほどの距離で、髪の根本から順に乾かしていきます。温風と冷風を交互に当てると、熱くなりすぎて髪に負担をかけることがないだけでなく、キューティクルを引き締めてさらさらツヤのある仕上がりになります。

生乾きの状態の髪はダメージを受けやすいだけでなく、雑菌が繁殖してニオイなどの原因にもなります。その状態のまま就寝するなどもってのほか。濡れたまま枕でこすれた髪は最悪のコンディションです。「このくらい乾いていればいいか」と妥協せず、完全に乾かすようにしてください。



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