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湯シャンがフケや抜け毛に効く? やり方を間違うと逆効果! 正しい方法解説

2019.7.17 2019.7.17
2019.7.17

福山雅治もやってる⁉ 湯シャンの真実とは

みなさん、毎日お風呂でシャンプーしてますか? シャンプーとは、洗髪剤を指すとともに髪を洗う行為そのもののことも指します。この記事で取り上げる「湯シャン」とはつまり、お湯でシャンプーする、お湯だけで洗髪することなのです!

髪のあらゆるトラブルに効果があるとされる一方、逆効果でデメリットだらけだという人も。実は湯シャンは人によって向き不向きがあり、また誤った方法で行うとむしろ髪にとって悪影響にもなります。そこで今回は正しい湯シャンについて、徹底的に解説していきます!

湯シャンの効果

そもそも、シャンプーを使わずお湯だけで髪を洗う湯シャンには、いったいどのような効果があるのでしょうか?

普段多くの人が使っている市販のシャンプーは、当然ですが化学物質でできていて、強い洗浄力を持っています。シャンプーで髪を洗うことで、人によっては本来頭皮に必要な皮脂まで洗い流されてしまい、それを元に戻そうと頭皮の皮脂が過剰に分泌されて、髪や地肌のべたつき、ニオイの原因になります。

また、頭皮に刺激を与えてしまい、かゆみやかぶれ、赤みや湿疹などが起こることも。頭皮を守るために働く頭皮の常在菌も化学物質によっていなくなります。湯シャンをすることで、これらのシャンプーによる髪や頭皮のトラブルを解決することができます。

さらに、皮脂に原因があるタイプの脂性フケに悩まされているという人も、湯シャンにすることで改善される可能性があります。これも、皮脂の過剰分泌を防ぐことができるために起こるものです。

そして、頭皮のトラブルで実は非常に多いのが、シャンプーのすすぎ残しによるもの。頭皮や髪、毛穴にシャンプーの成分が残ったままだと、頭皮の炎症や吹き出物の原因になったり、抜け毛や薄毛が起こったり、雑菌が繁殖してしまったりします。かなり入念に洗い流さないと、きちんとシャンプーをすすげていないのです。湯シャンならそんなすすぎ残しトラブルも防げます。

本来、7~8割の汚れはシャンプーを使わずに落とせるのだそう。洗いすぎを防いで頭皮を自然な状態にし、人間が本来持っている力を活かして皮脂を適度な量に調整しやすくすることで、髪のさまざまなトラブルに関する効果が期待できるのが湯シャンなのです。

湯シャンによるトラブル

髪や頭皮のトラブルに効果があるはずの湯シャンですが、間違った方法で行うとむしろ新たなトラブルを引き起こすことになります。

皮脂は、洗い流しすぎももちろんよくないですが、きちんと洗い流さずに頭皮に残りすぎるのもNGです。皮脂が長時間残っていると酸化して毛穴のつまりを引き起こし、ニオイや炎症の原因となります。シャンプーせずに寝落ちした翌朝などに頭がかゆくなるのは、これが理由のひとつなのです。

また、ニキビの原因となるアクネ菌は、皮脂をエサにして毛穴で増殖してしまいます。頭皮にニキビができてしまう人は、皮脂のせいでアクネ菌が増えていると考えられます。

湯シャンの正しいやり方

間違った方法で行うとトラブルにつながることもある湯シャン。美容師が勧める正しいやり方をご紹介しますので、この方法や手順を守ってやってみてくださいね!

①ブラッシングは必須

シャンプーに入る前に必ずやるべきなのが、ブラシで髪をとかすこと。ブラッシングすることによって、付着している皮脂やホコリなどの汚れを前もってある程度落とすことができます。これからお湯で汚れを落とそうとしているのですから、その前に髪をとかすだけで落とせる汚れは落としておきましょう。また、髪のからまりをとかすことでより髪を洗いやすくなります。

頭皮から毛先に向かって、頭皮を傷つけないように注意しながらまっすぐブラシを動かします。特にからまりやすい毛先は、乱暴にとかして髪をブチッと引き抜いてしまったり、髪そのものに切れ毛などのダメージを与えたりしないよう、優しく慎重にといてください。

数回程度ブラッシングしただけではムラがあり、まだからまっているところや汚れを落とせていないところもあります。何度も何度も念入りにとかしてください。また、頭皮の部分に強く力を入れてブラシをかけると頭皮が傷ついてしまうので、あくまで優しく行うのが大切。ブラシの先が丸いものを選ぶと安心です。

②じっくり地肌を洗う

さて、ブラッシングを終えたらここからが湯シャン本番です。頭皮全体をもむように洗っていきます。このとき、40℃以上の熱いお湯のほうが汚れを溶かしてくれると思ってしまいがちですが、熱すぎると頭皮に負担をかけてしまいます。35~38℃のぬるま湯になるよう、シャワーの温度を調整しましょう。

普通のシャンプーをするように強くゴシゴシと洗ったり爪を立てたりすると、頭皮を傷つけてしまう恐れがあります。頭皮を指の腹でもむイメージで洗い、髪の毛はシャンプーの泡がない分からまりやすいのであまりこすらず、そっと指を通す程度にします。

洗い慣れないうちは10分はかけて湯シャンしましょう。慣れてきたら5分くらいでできるようになります。頭頂部など頭皮の中心はもちろん、洗い残しやすい耳の周りや首のあたり、前髪の生え際あたりなども意識して丁寧に洗っておきます。

③ヘアケアを欠かさずに

シャンプーだけではどうしても髪は傷みやすくなります。湯シャンをした後には、コンディショナーやトリートメントを使ってヘアケアを行いましょう。これもすすぎ残しがないよう、しっかりと洗い流してください。

また、週に1~2回ほど、湯シャンの前にハーブエッセンスを使って頭皮の汚れを取り除きましょう。落ちにくい酸化した皮脂も落とすことができます。やり方は、地肌にハーブエッセンスをつけて、頭頂部から生え際へ向かって、山の頂上から裾野に広げるイメージで頭皮をもんでいきます。湯シャンをするのと同じように、指の腹で頭皮をもむように行います。

④自然乾燥は絶対NG

お風呂から上がったら、自然乾燥で髪を乾かしているという人もいるかもしれません。これは湯シャンをするか否かにかかわらず、髪にとって悪いことしか起きません。濡れた状態の髪は非常に傷みやすい状態。きちんとタオルドライとドライヤーで乾燥させましょう。

タオルで髪の水分を拭き取る際は、髪をゴシゴシとこすり合わせないようにしてください。タオルで髪をはさんで押さえるようにして、やさしく水分を吸い取ります。しっかりタオルドライできたら、ドライヤーを使って完全に髪を乾かしていきます。

ドライヤーは髪から20cmほどの距離で、髪の根本から順に乾かしていきます。温風と冷風を交互に当てると、熱くなりすぎて髪に負担をかけることがないだけでなく、キューティクルを引き締めてさらさらツヤのある仕上がりになります。

生乾きの状態の髪はダメージを受けやすいだけでなく、雑菌が繁殖してニオイなどの原因にもなります。その状態のまま就寝するなどもってのほか。濡れたまま枕でこすれた髪は最悪のコンディションです。「このくらい乾いていればいいか」と妥協せず、完全に乾かすようにしてください。

湯シャンのお悩みズバッと解決

湯シャンを始めてみたいけれどまだ疑問や不安が残っているという人のために、ここからは湯シャンのお悩みをズバッと解決しちゃいます!

①湯シャンに向いているタイプとは

湯シャンは人によって向き不向きがあります。アトピーや乾燥肌の人、普通のシャンプーでは頭皮トラブルが起きてしまうほど敏感肌な人などは、湯シャンを試すことで効果が得られることがあります。もともと乾燥肌の人は皮脂が少ないため、シャンプーを使わなくても洗い流せるのです。

しかし、脂性肌の人は皮脂が多く、シャンプーを使わないと十分に皮脂汚れを洗い流すことができません。洗い流すべき皮脂が頭皮に残った状態では、頭皮の炎症やニオイなどのトラブルになってしまいます。

また、ワックスやスプレーなどのスタイリング剤は、基本的にお湯だけで洗い流すことはできません。ヘアセットにこのようなスタイリング剤を使う人は、シャンプーを使ったほうがいいでしょう。

または、ワックスなどでヘアセットをするのではなく、パーマをかけておくことでドライヤーのブローだけでスタイリングできるようにするという方法もあります。パーマは自分ではなかなか出せないようなニュアンスを出してくれるので、おしゃれの面でもオススメです。

②いきなりお湯だけだと不安と違和感が

いきなりシャンプーをやめてお湯だけで毎日洗髪するというのは、いつもしていたシャンプーのいい香りがしないこともあり、周囲の人に臭いと思われていないか、本当に汚れは落ちているのか、など不安になりますよね。また、やはり髪や頭皮の状態が変化するので違和感を抱いてしまうこともあります。

そこで、まず湯シャン初心者は徐々にシャンプーを使う日を減らすことから始めるようにするとよいでしょう。週に1~2回だけ湯シャンしてみるところから、慣れてきたら少しずつ湯シャンの日を多くしていき、最終的にはシャンプーを使わなくても違和感がなくなるようにするのです。

段階を踏むことで、いきなり毎日使っていたシャンプーの使用をゼロにするよりも続けやすくなり、最初の1週間だけで違和感がひどくて、効果を感じる前に諦めてしまうなんて事態も防ぐことができます。

どうしてもニオイが気になってしまうという人もいるかもしれませんが、湯シャンマスターはたいてい身近な人に実際に嗅いでもらって、特に臭くはないとお墨付きをもらっているようです。臭いのは正しい湯シャンができていない証拠なので、もし臭いと感じたらもっとしっかり頭皮の汚れを洗うようにしてください。

また、ヘアスタイリング剤をつけたり、その他汚れがかなりひどいなどお湯だけでは落とせなかったりする日は、シャンプーを使ってきちんと落とすようにしましょう。脂性肌で皮脂が多く湯シャンに向いていないという人は、シャンプーを使用する日を多めにしてたまに湯シャンをするなど、工夫してみてもいいかもしれません。

③湯シャンは楽で時短になる?

湯シャンをすると、シャンプーをしなくて済むから面倒なお風呂が楽チンになるのでは? シャンプーを泡立てて洗う時間がかからない分、時短になるかも? なんて思っている人、甘いです。湯シャンはむしろ普通のシャンプーで洗髪するより手間暇がかかります!

湯シャンをする際は、普通のシャンプーの場合より念入りに事前のブラッシングをして、お湯ですすぎ続ける時間も10分程度かかります。すぐに泡立ってガシガシ洗えて、洗浄力が強く汚れをすぐに落とせるシャンプーよりも、手軽さやスピードの面では劣るといえます。

それでも、乾燥肌や敏感肌で悩んでいるという人であれば湯シャンの効果が出やすく、続けたいと思えるということなのです。

④他にも抜け毛・薄毛対策したい!

頭皮の皮脂を洗い流しすぎることが原因でも抜け毛や薄毛は起こります。そのために湯シャンを始めたいと思っている人も多いことでしょう。ただし、栄養不足や食生活の乱れなども抜け毛・薄毛を大きく進行させる原因になります。湯シャンだけでなく、食べるものにも気をつかってみましょう!

健康な髪に欠かせないのがタンパク質。お肉を食べるとよいのですが、脂身の多いものは皮脂の過剰分泌を招いてしまう恐れがあるので、赤身のものなどを選ぶのがベター。レバーにはタンパク質の他に、毛髪の再生を促す亜鉛や頭皮を守るビタミンAも含まれているのでオススメです。

また、さまざまな栄養素を含んでいる卵も積極的に摂取したい食材です。タンパク質はもちろんのこと、髪の毛の成長を促すビタミンB2、髪の毛の成分であるレシチンも含んでいて、身近な食材の中でも髪によい食べ物だといえます。

まとめ

湯シャンは人によって向き不向きがあり、正しい手順を踏まないと逆効果になるということがおわかりいただけたと思います。これから始めてみるという人は、面倒くさいと思わずにきちんと正しいやり方を守って、湯シャン生活をスタートしてみてくださいね!

Photo:Getty Images
Text:N.M

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