エジプシャンコットンで サラッサラな肌触りに気絶です!
さて、144回めは「アサメリー(asamerry)」のタンクトップです。
タンクトップと言えば、若かりし日は USA製のミラー(Miller)、多少経済的に余裕を得てからは ちょっと頑張ってイギリス製のサンスペル(SUNSPEL)や イタリア製のグリジオペルラ(GRIGIO PERLA)、スイス製のズィメリー(ZIMMERIL)などなど、いろいろトライしてきました。
どれも素晴らしいんですが、サイズ感や 価格とのバランスなど諸手を上げて称賛するのは難しく…、少し物足りなさを感じていました。
そんなときに出逢ったのが、今回のアサメリー。じつは以前からイイとは聞いていましたが、アングル(ANGLE)?? "国産高級肌着"って謳いもイマイチ、そもそも日本製の下着ってオヤジっぽくない? と、なかなか手を出すことができなかったんです。2500円っていう価格も中途半端に感じられましたし。
ところが百貨店のセールに足を運んだとき、安価で売られていたんですよね。それで、まずは1枚買って試してみました。すると、今までのネガティブイメージが一気に拭い去られ、その着心地の良さに肌が喜び、気絶しちゃっていました。
コットン100%なのに、まるで麻のようなシャリシャリ感。サラッサラだし、汗を掻いても まったく不快じゃないから、汗掻きの自分にはもってこい。
高級なエジプト産の超長綿を使った110番手の特殊強撚した単糸2本を さらに強撚の双糸にして、ガス焼き。毛羽をキレイに取り除いている原糸だから 肌触りは抜群なんです。
さらに、編み目が特殊なループで形成されているため、肌に触れる部分が少なく、空隙が多いので、通気性・発散性に優れるってわけなんですね。ホント涼しくて、夏場はとくに欠かせません!
裾に入ったロゴは まぁ御愛嬌なんですが、プリントなので着ているうちに すぐに剥がれてきて なかったことになってくれます(笑)。
いまでは完全にアサメリーのトリコ仕掛けで 気がつきゃ1週間分7枚がフル稼働。さらに、伸びてしまっても すぐに新しいモノに代えられるよう ストックも相当数清水ダイブする始末。
これらを着潰す前に 他の良いタンクトップに出逢うことがないよう祈るばかりです。
Photo:Shimpei Suzuki
Text:Ryutaro Yanaka