SAKEってネーミングも 魅力的なんです!
さて、141回めは「ベルウィッチ(BERWICH)」のウールショーツ SAKE 1P SHORTです。
元々あんまり高いパンツは買わない主義、いや正直言うと買えなくて…。今でもスタジオで膝ついてブツ撮りしたり、地面に腰をおろしてなんてこともザラなブルーワーカーっぷりを発揮しているので、気に入ってガンバッて買ったとしても なかなか穿くことが出来ないんです。
もちろんロータ(ROTA)は大好きなパンタローネ ブランドですし、インコテックスやPT01も好きで何本か買ってきました。でも どこも年々値上がりして 普段からガツガツ穿くには 結構な勇気が要るように。
そんなこんなで もう少しお手頃で気軽に穿けるパンツブランドを探していたときに知ったのが、今回のベルウィッチ。ココは 創業以来イタリア製にこだわっているパンツ専業のブランドなのに、思ったより手頃に手に入るし、デザインに遊び心があったり、気が利いてるんです。
加えて、リリースされるアイテムのネーミングが、スコッチだったり グラッパだったり コニャックだったり、お酒の名前がつけられているのも たまりません(笑)。
ちなみに このSAKEは、1プリーツのゆったりとした腰回りで やや深めの股上が今の気分にピッタリなパンツで、今回のショーツ以外にも何本も色ち買いしてます。何なら ビームスが別注した2プリーツタイプにまで手を出す始末。安いからって複数買いしてたら お金なんて一切貯まりませんよね…。
話をクルリンパと戻して、こちらのショーツは そんな1プリーツのSAKEを大胆にもショーツにアレンジしちゃったモデル。
薄手のサマーウールを使用しているので涼しくて肌触りも軽く、ポリウレタン混でストレッチも効いていてノンストレスで穿けます。
仕事柄 ある程度自由な格好が許されているので バカみたいに暑い夏はショーツを穿いて働いてるんですが、いい歳なんで あんまりカジュアル過ぎると夏休みの小学生みたいになってしまうのが 大きな問題。
ところが このSAKEは上品な素材だから大人っぽく見えますし、ゆったりながらスッキリしたデザインも相まって 幼さは皆無です。僕が穿いてるとどう見えるのかは、ここでは一切考えないことにしておきますが。
まぁ 案の定と言うか なんちゅうか 本中華。もとい 未だフラッシャー付きで 穿きおろしていません。
Photo:Shimpei Suzuki
Text:Ryutaro Yanaka