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【目的や効果で入り方を決める】サウナ新時代、到来です‼

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水風呂の効果的な入り方、知っていますか??

突然ですが、サウナを活用していますか??

「おじさんの娯楽でしょ??」「忍耐ってイメージ……」という方、そのイメージはもう過去の物。今では世代を問わず密かなブームを巻き起こし、女性からの人気も高まっているんです。その理由はサウナの絶大な効能にありました。

今回はサウナの効果や知識だけでなく、目的別の入浴法までたっぷりご紹介します。数々のメリットを知れば、あなたもきっとサウナに行きたくなること間違いなし!!

目次
●サウナの種類
 ・乾式(ドライ)サウナ
 ・湿式サウナ
  ①スチームサウナ
  ②ミストサウナ
  ③ロウリュ
 ・遠赤外線サウナ
 ・塩サウナ
 ・スモークサウナ
 ・温度別サウナ
●効果
 ・血行促進
  ①肩こり・腰痛改善
  ②むくみ改善
  ③冷え性改善
  ④疲労回復・リラックス
 ・美肌効果
 ・ヒートショックプロテイン増加
  ①免疫力アップ
  ②褐色脂肪細胞の活性化
 ・ダイエット効果
●サウナで「ととのう」って??
●目的別入浴法
 ・血行促進
 ・ダイエット
 ・疲労回復
●より効果を高めるポイント
 ・水風呂
 ・水分補給
 ・頻度
 ・スキンケア
●サウナの危険性
 ・ヒートショック
 ・こんな時には入っちゃダメ!!
  ①アルコール摂取後
  ②食後
  ③風邪
●まとめ

●サウナの種類

「サウナ」と一口に言っても、実は多様な種類があります。仕組みや温度、湿度など全て少しづつ異なりますので、ぜひお気に入りのサウナを見つけてくださいね!!

・乾式(ドライ)サウナ

一般的に「サウナ」とイメージされているのはこのタイプです。フィンランド式もこのタイプになります。

文字どおり乾燥した室内で行うもので、蒸気を使いません。室温は約80~100℃に設定されます。

余談ですが、「100℃近いのになんで火傷しないの??」と不思議に思いませんか?? その理由は、乾燥した空気と熱伝導にあります。鍋のお湯を熱く感じるのは、水や鉄が熱伝導しやすい性質を持つからです。しかし乾燥した空気は熱を伝えにくいので、100℃近い空気の中でも熱さを感じにくいのです。

・湿式サウナ

乾式サウナの対で、湿度が高いサウナのことを指します。蒸気などで温度を上げていますが、最近はその蒸気にアロマなどを入れ、リラクゼーション効果を高めているところも多いんだとか。

室温は低めとなっているので、身体への負担が乾式サウナよりも低いです。そのため、体力に自信のない方や暑いのが苦手な方におすすめです。

①スチームサウナ

ボイラーで作った蒸気を室内に充満させた、高湿度な環境のサウナを指します。

その湿度はなんと80~100%、室内温度はだいたい40~60℃となっています。

②ミストサウナ

霧状の水蒸気が室内に充満するタイプのサウナのことで、スチームサウナと温度湿度はほぼ同一です。近年はミストサウナ機能付きの物件が増え、身近な存在になりつつあります。

③ロウリュ

「ロウリュ」とは、フィンランドで「蒸気」という意味の単語です。ドイツでは「アウフグース」と呼ばれているんだとか。

サウナストーンと呼ばれる熱された石に水をかけることで、室内の温度と湿度を一気に上昇させます。日本では、水気を含んだタオルで扇ぎ熱波を楽しむという独自のスタイルも生まれました。

・遠赤外線サウナ

その名のとおり遠赤外線の効果を期待できるサウナです。

温度は75~90℃と乾式サウナよりも少し低めが一般的。家庭用サウナなどでよく見受けられる形式です。

・塩サウナ

全身に塩を塗って入るサウナのこと。ちょっと宮沢賢治の『注文の多い料理店』を彷彿とさせますね。

サウナで汗をかくことでその塩が溶け、マッサージすることで、毛穴の洗浄や美肌効果が得られるそうです。女性に人気。

・スモークサウナ

サウナの元祖と呼ばれる、フィンランドの伝統的なサウナです。特徴は煙を充満させることで、煙たくないように調整するスキルが必要なんだとか。

・温度別サウナ

これはサウナのジャンル名ではありません。ですがガイドマップなどには「低温サウナ」などと記されているところもあるため、知っておきたいところです。

一般的には

・高温サウナ:室内温度が90℃~
・中温サウナ:室内温度が60~90℃
・低温サウナ:室内温度が~60℃

となっています。

●効果

・血行促進

身体が高温にさらされると血管が拡張され、血行がよくなります。同時に心拍数も上昇するので血液循環が活発になるのです。血行が促進されると身体に様々なメリットがあります。

①肩こり・腰痛改善

現代を生きる私たちのお悩みと言えばそう、肩こりと腰痛ですよね。

これらは筋肉の血行不良によって悪化することがわかっています。つまり裏を返せば、血行がよくなれば筋肉に血液が行き渡り、痛みが解消されるというわけです。

②むくみ改善

むくみの主な原因は、リンパの流れが滞っていることです。サウナは血行だけでなくリンパの流れも活性化するため、顔や脚のむくみが解消されます。

むくみがとれるとスッキリとして見えますので、見た目のダイエット効果とも言えるでしょう。

③冷え性改善

サウナはただ身体の表面だけを温めるだけではありません。血行を促進し身体の芯から温まります。さらに、手足など末端の血管が拡張されることでサウナから出た後も保温効果があります。

④疲労回復・リラックス

血行が良くなると、幸せホルモンである「セロトニン」が分泌されます。これはリラックス効果を高めるため、情緒安定や安眠などにも有力です。

・美肌効果

サウナの発汗作用はすさまじいものがあります。汗をかくことで、吹き出物や肌荒れの原因となる老廃物を流すことができます。

湿式サウナならばうるおいを守ることもでき、より美肌に近づきますよ。

・ヒートショックプロテイン増加

サウナに入ると、細胞のタンパク質が熱で壊れます。そしてその代わりに「ヒートショックプロテイン」というタンパク質が生成されるのです。

①免疫力アップ

ヒートショックプロテインは細胞の再生を活性化し、壊れた細胞の再構築を担います。すると細胞が新しくアップデートされ、免疫力が向上するのです。

②褐色脂肪細胞の活性化

さらにヒートショックプロテインには「褐色脂肪細胞」という細胞を体内に増やしてくれる効果もあります。この細胞の効果については下の項目でご説明します。

・ダイエット効果

最初にお伝えしなくてはならないことは、サウナには直接的なダイエット効果はありません

確かに、サウナ後は一時的に体重が落ちます。しかしこれは体内の水分が汗で流れ、軽い脱水状態になっているからにすぎません。そのため水を飲めば体重は元に戻ってしまいます。

さらに、消費カロリーの効率も良くありません。サウナは1時間入っても150kcalしか消費できません。ウォーキングが1時間で210kcal消費することを考えると、他の運動をした方が効率がいいことがわかります。

ですが、細胞レベルで「痩せやすい」身体を作ることは可能です。それが、上記の褐色脂肪細胞なのです。これは体内の脂肪を燃焼する働きがあります。つまり褐色脂肪細胞が増えれば、痩せやすい身体になれるということです。

●サウナで「ととのう」って??

サウナ愛好家、通称「サウナ―」たちは、サウナで得られる最高の快感を「ととのった」と表現します。なんでも、一度この快感を味わってしまうともう元には戻れないんだとか。そう聞いたらぜひ私たちも「ととのって」みたいですよね。

・「ととのう」とは

「ととのう」とは、簡潔に言えば「ディープリラックス」と「トランス」の状態です。トランスと聞くとギョッとしますが、血流が身体中を駆け巡り、脳に酸素が行きわたった感覚なんだとか。

・メカニズム

「ととのう」メカニズムは脳内ホルモンにありました。

サウナに入って温熱刺激を受けると、脳内ホルモンであるβ-エンドルフィンやオキシトシン、神経伝達物質のセロトニンが分泌されます。これらの効能は以下の通りです。

・β-エンドルフィン:鎮痛作用や不安軽減作用
・オキシトシン:ストレス緩和、幸せな気分をもたらす
・セロトニン:鬱状態を改善、精神を安定させる

つまり、サウナの刺激が幸せホルモン分泌を促しているというわけなんですね。



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