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あなたの血液サラサラですか? 改善に効果てきめんな食べ物はコレ!

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ドロドロの血液も、この食材で劇的に変わる!

突然ですが、あなたの血液はサラサラですか? それともドロドロ? 健康に気を遣うには、まず全身を巡る血液から。恐ろしいことに、血液がドロドロになると、最悪の場合命を落とす原因を作り出すことになってしまうのです。

血液サラサラとはどんな状態なのか、ドロドロの血液をサラサラにするためにはどんな食材や飲み物がいいのか、など基本的な知識を身につけ、血液サラサラ生活を手に入れましょう!

目次

■「血液サラサラ」ってどんな状態?

■血液ドロドロな人に迫る危機


 ①血液ドロドロの原因

 ②ドロドロの血液が呼ぶリスク

■血液サラサラになるための食生活


 ①血液をサラサラにしてくれる食事

 ②血液をドロドロにするNG例

■食事以外にも気をつけろ!


①タバコはほどほどに

②運動で血液サラサラ

③ストレスをためない

④こんな症状は要注意

■血液サラサラで健康的なあなたへ

「血液サラサラ」ってどんな状態?

「血液サラサラ」という言葉はよくCMなどで耳にしますが、実際には血液そのものが「サラサラとした」液状であるという意味ではなく、体内でスムーズに「サラサラと」流れている状態のことを言います。

血液は心臓から送り出されると、全身の血管を流れながらたくさんの細胞に酸素や栄養分を運んでいます。また、いらなくなった老廃物や二酸化炭素を受け取って体外に排出したり、ウイルスをやっつけたりする役目も担っています。

血液がスムーズに全身を流れていると、生きていくために重要なこれらの働きが滞りなく行われます。それだけ聞くと当たり前のように思えるかもしれませんが、逆を言えば血液がドロドロになるとこのような働きが正常にできなくなる恐れがあるということです。

血液ドロドロな人に迫る危機

血液がドロドロというのは、実際には血液の流れがさまざまな原因で悪くなることを表しています。血液ドロドロになってしまう原因にはどんなものがあるのでしょうか? そして血液がドロドロになると、いったいどんなリスクが潜んでいるのでしょうか。

①血液ドロドロの原因

血液には白血球・赤血球・血小板が含まれているということは、昔学校で習ったためにご存知の方も多いのではないでしょうか。血液ドロドロになる原因には、これらが大きく関係しています。

赤血球の硬化

血管の直径はとても小さいため、狭い通路の中をその直径より大きな固形物である赤血球が通り抜けるときには、自分が通れるサイズになるまで赤血球自身の体をねじ曲げています。しかし、血液中に脂肪や糖分が多いと、赤血球の表面がこれらにコーティングされてしまい、硬化されて自分の体を変形させることができなくなってしまいます。そうすると、赤血球が血管の狭いところをうまく通れなくなり、血管が詰まって血液が流れにくくなるのです。

血小板が血栓を作る

血小板とは、傷ができたときに大量に出血してしまうのを防ぐため、傷口に集まって血液を固める働きをします。しかし、血液を固めるこの働きがマイナスに働いてしまうことがあります。傷口で血小板どうしがくっついて必要以上に固まってしまい、血栓を作ってしまうのです。この血栓が血管にあると、ただでさえ狭い血管がさらに通りにくくなるために流れが滞ってしまいます。

血液中に悪玉コレステロールや中性脂肪が多いと、血管の直径を狭めたり壁を硬くさせたりする動脈硬化が起こります。この動脈硬化が進行すると、ほんの小さな血栓でも血管を詰まらせてしまうことになります。

白血球の粘着性が高まる

白血球は、風邪をひいたときなどにウイルスをやっつけてくれます。このとき白血球は、自分自身の粘着力で血管壁にくっついて攻撃しています。この粘着性は細菌が入ったときの他に、喫煙やストレスでも高まります。そうなると白血球は、血管や白血球どうしとくっつきやすくなってしまい、血管を狭くして血液の流れを悪くしてしまうのです。

②ドロドロの血液が呼ぶリスク

血液がドロドロになると、たくさんの病気のリスクが高まります。血小板の硬化や白血球の粘着で狭くなってしまった血管を血液が無理に通り抜けようとすることで、血管に圧力がかかって高血圧になります。肥満糖尿病といった生活習慣病にもかかりやすくなります。

また、ドロドロの血液は悪玉コレステロールや中性脂肪で動脈硬化を引き起こしやすく、血栓によって血管が詰まってしまうことになります。この血栓が心臓に酸素や栄養分を送れなくすることで心筋梗塞が起こりますが、発作を起こした直後の死亡率は約4割ととても高いものになっています。

脳の血管に血栓ができると、今度は脳梗塞になってしまいます。脳梗塞の死亡率はそれほど高くありませんが、回復後に半身不随や寝たきりになる場合が多く、心筋梗塞と同じくらい恐ろしいものです。

血液サラサラになるための食生活

血液がドロドロの状態のままではさまざまな病気にかかり、最悪の場合には命を落とすことにつながります。この状態を改善するためには、食生活を変えていかなければいけません。そこで、血液をサラサラにする食べ物、飲み物と、血液ドロドロの原因になる控えるべき食品をご紹介します。

①血液をサラサラにしてくれる食事

血液サラサラに役立つ食品は、その頭文字を取って「お魚好きやね(おさかなすきやね)」と言われています。

「お」→お茶
緑茶、ウーロン茶、麦茶などのお茶に含まれるポリフェノールの一種、カテキン。お茶の渋み成分であるカテキンですが、血液の酸化を防ぐ抗酸化作用や、コレステロール値・血糖値を下げる働きがあります。水分が不足して赤血球の割合が増えることも血液の流れを悪くしかねないので、こまめな水分補給も血液をサラサラにするために効果的です。

「さ」→魚
魚の中でも、サンマ・イワシ・アジ・サバ・カツオなど、青魚をはじめとしたものに多く含まれているのが、DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)です。DHAは血管や赤血球をやわらかくして血液を流れやすくし、EPAは血栓ができにくくなるよう働きかける効果があります。また、中性脂肪を減らしてくれたり、コレステロールの合成を抑制したりと、ドロドロ血液のさまざまな原因に立ち向かってくれます。文字通り魚好きの人のほうが、肉食の人に比べて血液がドロドロになりにくいというわけです。

「か」→海藻
昆布やワカメなどの海藻独特のぬめりは、アルギン酸という成分によるものです。これは食物繊維の一種で、血糖値が急激に上がるのを防いでコレステロール値を下げたり、コレステロールの吸収自体を妨げて排出を助けたりしてくれるという効果があります。また、ヨードという成分が代謝をよくしてくれます。

「な」→納豆
ナットウキナーゼという酵素は、名前の通り納豆にしか含まれません。このナットウキナーゼが、血栓そのものを溶かしてくれるという唯一無二の働きをするのです。大豆に含まれるイソフラボンには血中のコレステロールを減らす効果もあり、また脂質の代謝を促すビタミンB12も含まれているため、血液をサラサラにするためには欠かせない食品です。

「す」→お酢
お酢の他に梅干しなどにも含まれているクエン酸には、血小板が過剰に固まるのを防ぎ、赤血球の変形の力を高め、血液中の老廃物を減らし、コレステロールや脂肪の分解を促進するという、まさに夢のような効果があります。

「き」→キノコ類
シイタケやえのき、エリンギやしめじなどのキノコ類だけに含まれるβ-グルカンという成分は、血糖値やコレステロール値を下げてくれるうえに、白血球などを活性化して血液の流れをよくし、免疫も高めてくれます。

「や」→野菜
野菜といってもいろいろありますが、ニンジンやピーマンなどの緑黄色野菜は抗酸化作用のある成分を多く含んでおり、動脈硬化の予防に一役買ってくれます。白菜やキャベツなどの淡色野菜に含まれる成分は、血圧を下げる働きがあります。

「ね」→ネギ類
血液をサラサラにする代表的な食材といえば、玉ねぎを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。ネギや玉ねぎ、ニンニクに含まれるネギ類特有のツンとしたにおいの成分には、血栓を予防してくれる働きがあります。また玉ねぎには脂質の吸収を妨げたり、血糖値を下げたりする成分も含まれています。

これらの食材を見てみると、ごはんに味噌汁、焼き魚と野菜の和え物に納豆といった典型的な和食メニューは、血液サラサラを目指すにはピッタリの食事だといえます。食事のあとにはお茶を飲めば完璧ですね。

②血液をドロドロにするNG例

サラサラの血液になる食材を知ったところで、反対にドロドロ血液の原因となる食事にどんなものがあるか見ていきましょう。

主菜は肉類ばかり
肉など動物性脂肪の多い食品ばかり食べると、中性脂肪やコレステロールなど血液をドロドロにする原因を増やしてしまいます。血液をサラサラにできる魚も食べるようにしましょう。

魚を揚げる
魚を食べればいいのか、とフライや天ぷらにする人がいるかもしれませんが、揚げ物はコレステロール値を上げる代表選手です。また、長時間油の中で加熱している間にDHAとEPAが油に溶け出し、血栓ができるのを防ぐ力は生の状態の4分の1になってしまいます。刺身や塩焼き、ムニエルなどの調理法がオススメです。

お菓子をたくさん食べる
カロリーの高いお菓子を間食に食べすぎると、肥満につながり動脈硬化や高血圧を引き起こします。そして間食でお腹いっぱいになってしまうと、多くの種類を食べておきたい野菜もあまり食べられなくなります。野菜が持つ血液サラサラ作用の多くは半日持続するかしないかなので、毎食摂る必要があります。間食はほどほどにしておきましょう。

毎晩酒を飲む
仕事終わりに晩酌をするのが楽しみ、という気持ちはわかりますが、アルコールの摂りすぎが中性脂肪を増やすのはもちろん、おつまみもついついカロリーや脂質の過剰摂取のもとになってしまいます。また、夜遅い時間に飲み食いするのも中性脂肪やコレステロールの値を高くする原因です。居酒屋で飲んでからラーメン、などは最悪のパターンです。休肝日を作ったりアルコール度数の高いものは水で割ったりするなど、気をつけたいところです。



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