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WOMAN 媚薬ジャズの聴かせ方

「女性社員の強さに気絶しています」ケンタイキーさん(45)のお悩みとは?

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JAZZという、男と女の歌を扱うのですから、酸いも甘いも人より多めに気絶してまいりました。この連載では、皆様からいただいた恋愛相談に対して、JAZZシンガー目線のアドバイスと共に、ちょっと元気が出るナンバーをご紹介してまいります。

女性は強く、そして矛盾する生き物

日差しのうららかさに春の到来の喜びを感じております。
ダンナはいかがお過ごしでしょうか。

御機嫌よう、恋愛中毒JAZZシンガー「ぺぺ」ことRIKAPEPEです。


JAZZというのは、男女にまつわる恋愛のストーリーがほとんど。男と女の歌を扱うのですから、酸いも甘いも人より多めに気絶して参りました。この連載では、ぺぺが毎回読者の皆様からいただいた恋愛相談に対して、JAZZシンガー目線のユルっとしたアドバイスと共に、ちょっと元気が出るJAZZナンバーをご紹介してまいります。

さて、今回のイケナイ読者様からのご相談は、「女性社員の強さに気絶しています」という45歳の男性からからのお悩みにお答えします。ダンナ!さっそくお便り拝見いたしましょう。

***
ぺぺさん、はじめまして。 
私の恋愛相談では無いんですが、今回は私の部下を心配してご相談させていただきます。

私の部下は軟弱な男性社員よりも頼もしいキャリアウーマンです。仕事のできる部下としては信頼がおける反面、たまに意見が食い違うと、大衝突をしてしまい気絶!チームに女性がいてくれることで仕事が円滑に回る一方、強い女性に少々おののいてしまいます。

女性なのだから、仕事命でそんなに熱くなりすぎても、、、と彼女の恋愛の心配までしてしまいます。お節介だと思いますが、どう思いますか?

ケンタイキーさん 広告代理店勤務 (45)
***

ケンタイキーさん、ご相談をいただきまして、ありがとうございます。ペンネームは何かのメッセージでしょうか!?思わず深読みしそうでした(気絶)

さて、内容をまとめさせていただきますと、部下である女性社員の強さを日々目の当たりにして、「そんなに仕事にムキにならなくても、女性としての豊かな人生の送り方があるんじゃないの?」とちょっとした親心で、ご丁寧にお節介焼いてくださったんですね。こういう男性上司がいてくださること、有り難いですよね。

今回のポイントは、2つあると思います。
1つ目は、「女性の矛盾さ」。2つ目は、「女性の強さ」です。


@getty images

女性は矛盾する生き物です。いくら仕事ができて強がっていても、心の底では誰かに守って欲しい!誰かに認められたい!と常々思っています(矛盾気絶)。社会の中でも認められず、家庭の中でも大して褒められる機会が無く、生まれ持った承認欲求への飢えが、多くの事件の引き金を引いていると思います。


@getty images

また、女性は強い生き物です。どんなに華奢な身体で今にも折れそうなヒールを履いていたとしても、根っからの根性は座っていますから(気絶)。結婚すれば妻になるし、子供を産めば母になる。人生の節目節目で、生き方に潔さをみせていく姿には惚れ惚れします。

しかし、その強さを持って男性社会で対等に戦おうとすると、決して面白がられないのです。女性の社会進出という風潮はありますが、まだまだ世の中は男性社会。やはり男性が集団になると、独特の男子校的なムードが拭い去れません。そこで女性が同じように強さをふりかざすのではなく、その強さで男性を支えてあげれば、もっと女性は愛されて、社会でもより活躍が出来ると思います。

「女だから私は評価されない・・・」

とヘソを曲げるのではく、男性の生き方にもきちんと理解を示し、自分の存在価値をしっかり分かっている愛される女性が増えれば、もっと社内も明るくなるのでは。応用編として、社会の厳しさを知り・男性に寄り添える価値観を持って異性とお付き合いをすると、彼女の恋もうまくいくはずですよ。

【お答え】
ここは大人の対応で「〇〇さんがいてくれるお陰でチームが明るくなるよ」などと、彼女の存在価値を認める魔法の言葉をかけて、成長を見守ってあげてください。

さて、今回ご紹介するナンバーは、『Honeysuckle Rose』です。

顔から火がでそうな甘い曲ですが、女性をこれほどに上手に褒めれるなんて!ここはぺぺに騙されたと思って、恥を捨てて部下を褒めちぎってください!その褒め言葉が、のちに魔法のように効いてきますよ。

スマフォー(スマートな40代)の鏡として、女性がもっと愛されて、社会でも活躍が出来る風土を是非お作りになってくださいね。ケンタイキーさんの幸せをお祈りいたします。では、次のナンバーでお会いしましょう。艶ュー。

■おすすめのJAZZソング

アニタ・オデイ節が炸裂の一曲です!

【和訳】

蜜蜂たちが嫉妬しながら飛んでるよ。僕が君と歩いてるのを見つけたからさ。

でも、彼らを責めたりはできないよ。だって、君は僕のスイカズラだから。

どんな花でも、君が横を通るだけで首を落として溜め息をついてしまう。
その理由は言わなくても分かるよね。だって、君は彼達よりも甘いからだよ。

Photo:Yoshihiro Kamiya,Getty Images
Text:RIKAPEPE
Illustration:Eri Sakai




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