WOMAN ― 媚薬ジャズ

PEPEの「媚薬ジャズの聴かせ方」

「妻の旦那プロデュースに疲れました」モコズキッチンさん(33)のお悩みとは?

2019.2.1 2019.2.1
2019.2.1

男性は思った以上に「自尊心」の高い生き物

暦の上では春とはいえ、まだまだお寒いですね。
ダンナは風邪などひかれておりませんか。

御機嫌よう、恋愛中毒JAZZシンガー「ぺぺ」ことRIKAPEPEです。


JAZZというのは、男女にまつわる恋愛のストーリーがほとんど。男と女の歌を扱うのですから、酸いも甘いも人より多めに気絶して参りました。この連載では、ぺぺが毎回読者の皆様からいただいた恋愛相談に対して、JAZZシンガー目線のユルっとした恋愛アドバイスと共に、ちょっと元気が出るJAZZナンバーをご紹介してまいります。

さて、今回のイケナイ読者様からのご相談は、「結婚してから妻が豹変! 旦那プロデュースに疲れました」という33歳の男性からからのお悩みにお答えします。ダンナ! さっそくお便り拝見いたしましょう。

***
ぺぺさんにご相談があります。実は、結婚してから妻が豹変!彼女の旦那プロデュースに疲れてしまいました。

最初は着る服や髪型にいちいち注文をし出してきて、次第にエスカレート。インスタでの演出が始まり、「婚約指輪はここで買いました」、「夫がプレゼントしてくれました!」など、自慢の夫の影をちらつかせる投稿ばかり。

自分が都合よくネタにされているみたいで、複雑な気持ちなんです。そんな妻は家事が苦手で、家の中は散らかり放題(気絶)。ぺぺさんは、どう思いますか?

(33歳 IT会社勤務 / モコズキッチンさん)
***

モコズキッチンさん、いかにもモダンなお悩みをいただきまして、ありがとうございます。ご相談内容をまとめさせていただきますと、奥様の過剰な旦那プロデュースに嫌気がさして、SNSでの演出に逆気絶!ということですね。最近巷でよく見かける光景だけに、色々考えさせられるお悩みでした。

確かに、女性のプロデュース力って凄まじいですよね。よく「商品を売りたければお客様に聞け」といいますように、モテたければ異性である女性に意見を聞くことは、最大の近道であると思います。ビジネスにしろ装い一つにしろ、異性である女性目線が入ることで、さらに商品が洗練されることも良くわかります。たいていの成功している男性の側には、陰で支えている奥様の存在があったり、右腕がいたり。大統領夫人なんかもそうではないでしょうか。


@getty images

ですが、旦那プロデュースも一方通行のやり過ぎは危険ですね。SNS上でもチラ見せどころか、何でもかんでもひけらかして、身内や友人を飾りごとにするのは、少しどうかと思っておりました。

また、男性は思った以上に「自尊心」のある生き物です。極端にいえば、それしかないのかもしれません。なので、SNSを通して奥様という敏腕プロデューサーの存在が世にダダ漏れしてしまうのは、男性としてはあまり嬉しくないかもしれませんね。


@getty images

<陰で支えているのは私なのに! 何で褒めてくれないの!?>と、奥様がインスタで見ず知らずの人のいいね!を稼ぐよりも、平気な顔で自分の人生を愉しみながら、旦那の人生にそっと寄り添ってやる。そこを奥様がぐっと我慢できるかは、ダンナの日頃からのケアがポイント! ここが今後の腕の見せ所になりますね(苦笑い)

【お答え】
陰でサポートを頑張ってくれている奥様をねぎらいつつ、「ちょっといい夫を演じるの疲れちゃったな、久々にラーメン食べに行かない?」と素直な心で相談するのはどうでしょう。

さて、今回ご紹介するナンバーは、『Someone to Watch Over Me』です。

<私の閉じた心を開く「鍵」を持っている人、そんな人が見守ってくれるから大丈夫>という、歌詞が印象的で、まさに夫婦はこうありたいというか、相手を信じて見守ることって大事だと思いますよ。たとえ旦那プロデュースが成功したとしても、大して評価もされず、意外と有難みもないものです。

急にモテ出して浮気につながる可能性もアリますので、奥様も肝に銘じてください(気絶)。お互いに相手の個性を尊重して見守る。今回のご相談を機にやってみませんか。モコズキッチンさんの幸せをお祈りいたします。では、次のナンバーでお会いしましょう。艶ュー。

■おすすめのJAZZソング

 

ローズマリー・クルーニのスモーキーな美声に気絶!

【和訳】
僕には、ずっと探し続けている人がいます。僕を見守ってくれる人。
僕は、深い森でさまよう哀れな子羊だけど、見守ってくれる人がいれば、きっと大丈夫。
その人は、誰からも羨まれるような美人ではないかもしれないけれど、でもきっと、僕の閉じた心を開く「鍵」をどこかに持っているのです。
だからその方に急ぐように言ってください、早く見つけてほしいと。

Photo:Yoshihiro Kamiya,Getty Images
Text:RIKAPEPE
Illustration:Eri Sakai


Author profile

RIKAPEPE
RIKAPEPE
リカペペ

ジャズ歌手

カワイイが正義である現代に於いて忘れられがちな『色気』を再考し、往年女優が映画の中で歌い演じていた歌唱スタイルを現在の感覚で表現。また音楽に加え、女性の生き方と共に変容する服飾史や、自己の恋愛遍歴を活かしたユニークな執筆活動もおこない、講談社FORZA STYLEでは、『悪用禁止! 媚薬JAZZの聴かせ方』を連載中。また、2018年6月に初の著書『恋に聴くJAZZ』を出版。ジャズも恋愛も初心者の方に贈る一冊となっている。好きなものは、「養殖物でない、天然物の紳士」。

●HP
 rikapepe.jp
●instagram:
 https://www.instagram.com/rikapepe/

KEYWORDS
媚薬ジャズ

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