【惜しいよオトコその19】目が行くのは、必死すぎるマフラーアピール。 マフラー・マケッチャウ氏
気がつけば1月も半ば。毎日寒いですね。巷ではインフルエンザもはやり始めたとか。みなさま体調など崩されておりませんでしょうか?
毎月第2&第4月曜夜のどっきりコミック連載、平松昭子の「ココが惜しいよ、40オトコ」、2019年の初回です。日本の40代男性をもっと格好良くしたい、というFORZA STYLE編集部の熱い思いを受けて、私なりに毎回「これは惜しい」という男性を取り上げて、愛あるツッコミをさせていただいております。
さて、今回ご紹介するのはマフラー・マケッチャウ氏。
都内では、マフラーや手袋で防寒している男性はあまり見かけませんが、この時期、スキー場や雪山の温泉旅行などのSNS写真で、惜しいマフラーの方を時々見かけます。
特に、ブランドのロゴが大きく入っているマフラーを無防備に巻いてしまった方が非常に惜しいです。火消しの手ぬぐいかと思いました。(おわかりにならない方は、ぜひググってみてください♡)
“ほどよい巻き具合”を習得できていないのに、必死にねじったり、からげたりしている人も惜しいですよね。おしゃれに見せようと頑張りすぎていて、かえって息苦しそうです……。
ストールやスカーフを使ってオシャレ上級者に見せるつもりが、悲しい感じに見えてしまう人も。
『コミンスキー・メソッド』のマイケル・ダグラスは、貫禄があるので似合ってます。でも、マフラーよりも生地が薄いストールやスカーフは、シワになりがちなので、気をつけないと老けて見えますね。時折、“カットしていない、たくあんが首からぶら下がっている” かのように感じてしまうのは、私だけでしょうか……?
巻き物アイテムは、本当に奥が深いですね。自分と近い、モデルさんや憧れのスターをお手本にしてみるのもいいかと思います。あるいはこちらの記事など、FORZA STYLEを参考にされてはいかがでしょうか?
理想は、映画「ホリデー」のジュード・ロウ巻きをしている男性。女性が寒そうにしているときに、無言で自分のマフラーを、シュッと外してさりげなく巻いてくれたら気絶です♡
Illustrations: Akiko Hiramatsu
Edit : Yukari Tachihara
イラストレーター/ブロガー 雑誌やWEBサイトをメインに、ファニーでエレガントなイラストやエッセイを執筆する。一方そのファッションセンスが注目され、女性誌のファッションスナップページなどに多数登場。着物を愛好し、Masshivanのメンバーとしてアート活動にも力を入れている。著書に『平松昭子の着物事件簿』(宝島社)『マンガで読む絶望名人カフカの人生論』(飛鳥新社)『平松昭子のファッションホリック道』(KKベストセラーズ)などがある。かつて原宿のアンティークショップでバイトをしていたこともあり、FORZA STYLEでは「アニ散歩」に大注目。いまの夢は「カウンターでアニキと飲むこと!」。現在北海道から名古屋あたりまでの東日本で、エスカレーターマナーポスターが展開中。見かけた方はぜひFORZAまでご報告を!https://www.instagram.com/p/BlhcRvInxzk/?taken-by=akikohiramatsu_official
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