CAR ― Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

妄想は続くよ、どこまでも!

メルセデスAMGの歴史と、新作のスペックとは?

2019.2.17 2019.2.17
2019.2.17
説明しよう!妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!

2019年モテカーのキーワードは「パパ、カッコいい!」

スポーツカーを作るメーカーは、世界最速という夢から自由ではいられません。絶対的なパワーと強靭なフットワーク。最速ラップで駆け抜ける自ら産み出した駿馬の勇姿・・・・・・。

現在のメルセデスAMGの起源となるAMG社は1967年に誕生。創業者は当時のダイムラー・ベンツ社の試作部門からキャリアをスタートさせたハンス・ウェルナー・アウフレヒトと、エルハルト・メルヒャーのふたりです。これで社名のAとMがご理解いただけると思いますが、最後のGはアウフレヒトの故郷であるグローザスバッハ(創業の地)から拝借し“AMG”となります。

Mercedes-AMG and Cigarette Racing
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現在のようにダイムラー傘下となる前は、レース用エンジンを開発しメルセデス・ベンツをベースに競技車両を作りモータースポーツへ参入。ツーリングカーレースで数々の成功を収めました。結果的にその名声が評判を呼び「俺のメルセデスを速くしてくれ!」という客が後を絶たず、現在はシャシーから自社生産できる規模へと発展したのです。

会社をダイムラーへ譲渡した後のアウフレヒトは、再びレース界へと戻るのですが、現在のメルセデスAMGを見て彼はどう思うのか興味は尽きません。ですが、いまや同社オリジナルカーの「GT」に続き、ついに日本でも4ドアの「GT 4ドアクーペ」が発売開始に。ちなみに納車は5月頃とのこと。

エンツォ・フェラーリが生きていれば“駄馬はいらん!”と言い放ちそうですが、アウフレヒトなら4ドアの駿馬を作るでしょうね。なんたってAMGの初レースは、4ドアのメルセデス・ベンツ300SEL 6.3がベースでしたから。

今回、2ドアクーペのGTもアップグレードしているのですが、気になるのはやはり4ドアクーペの売れ行きです。まあ、アストンマーティンですら4ドアのラピードが売れるんですからメルセデスAMGなら見通しは安泰かも知れません。

メルセデスAMG GT 4ドアクーペ
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「メルセデスAMG GT 4ドアクーペ」のグレード構成を見てみましょう。コレがなかなかの策士ぶりで、63系に搭載される4リッターV8ターボの他に、3リッターの直6ターボとインテグレーテッド・スターター・ジェネレーター(ISG)を組み合わせたM256エンジンを採用したところがキモです。

メルセデスAMG GT 4ドアクーペ
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低回転域を電動スーパーチャージャーで補うこのエンジン、直列6気筒という物理的にも振動が少ないエンジン型式と相まって、気持ちいいことこの上なし。メルセデスAMGもしっかり手を入れているので、コレで十分!といえるスペックをもちます。

搭載グレード名とスペックは、「GT 43」が最高出力367ps(270kW)&最大トルク500Nm、「GT 53」が最高出力435ps(320kW)&最大トルク520Nmとなり、価格は前車1,176万円、後車1,593万円。もう43で十分です。上を望めば「GT 63 S」もありコチラは2,353万円。

親会社のSクラスより、乗る人が若々しく見えてアンテナ感度も良さそうに映る「メルセデスAMG GT 43」は、2019年のモテ車の代表格となることに疑念はありません。2019年モテカーのキーワードは、ズバリ「パパ、カッコいい!」です。補足するなら、つまり「家族>愛人」ということ。

さて、「スポーツカーはやっぱり2ドア&屋根空きでしょう!」という方のために、2ドアGT系の情報もまとめておきましょう。コチラは趣味車ということで43や53の設定はありません。こうしたブレない姿勢がブランド力を維持する大切な骨格となります。

搭載するパワーユニットは基本的にM178系で、排気量は4リッターと変わりませんがパワースペックが4種類。最高出力が476ps(350kW/)~585ps(430kW)、価格はクーペが1,645~2,382万円、ロードスターが1,788~2,309万円です。もっともパフォーマンスの高い「GT R」はクーペのみの設定でコレをベースとしたサーキットスペックの「GT R PRO」が日本限定数20台で2,900万円です。

Valtteri Bottas Toto Wolff Lewis Hamilton
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今回はご参考までに2019年シーズンのF1マシンの画像も掲載しておきます。ディフェンディングチャンピオンとして望む今季。どのような展開を見せるかコチラも楽しみですね。

Text:Seiichi Norishige

メルセデス・ベンツ日本
0120-190-610(メルセデス・コール)

■Life is a Race: The Mercedes-AMG GT 4-Door Coupé

 

Author profile

教重 誠一
教重 誠一
Seiichi Norishige

自動車雑誌の編集者を経てモータージャーナリストへ。駆け出しの頃からサラリーマンの限界に挑戦し数々の輸入車を乗りまわす。印象深かった愛車はポルシェ911(930)、Ruf CRo
コンバージョン(964)、メルセデス・ベンツ500E、フェラーリ412、BMW6シリーズ、RG500Γ(バイク)。趣味はシガーとパイプとすし屋巡り。ジャンルを問わず酒好きだが、一定以上飲むと睡魔が襲い銘柄を失念する。1964年、北海道生まれ。

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