CAR ― Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

妄想は続くよ、どこまでも!

【憧れで終わらせない】911には中古車という選択肢も

2019.2.13 2019.2.13
2019.2.13
説明しよう!妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!

「いつかは911に!という方へ

いつかは乗ってみたい。そんなクルマのなかにポルシェ911があると思います。誰もが認める世界的スポーツカーの代名詞ですが、「その気になれば手が届くクルマである」という部分が911のいいところ。

これがフェラーリやランボルギーニならどうでしょう。「新車は無理でも中古車なら買えそうだ」という911に対し、両ブランドはクラシックモデルでは現行型新車より高く、また、価格的には手が届くモデルでも部品代・整備コストが高く購入後の維持費がネックとなります。

基本的に911は信頼性が高く、キチンと整備できていれば過去の空冷モデルさえ壊れません。そして、生産台数も多いので比較的部品代が安く、特殊なモデルを除けば結果的に維持費が安く上がります。さすがに国産車並とはいいませんが、この手の嗜好性の高いクルマのなかでは性能・車両価格・維持費がもっともバリューなクルマです。

また、911には70年を超える歴史があります。参考までに歴代モデルのメーター画像を並べてみましたが、911に乗るということはヘリテージを受け継ぐということ。愛車遍歴にハクが付きますね。

今回は「はじめての911」という前提で新車・中古車をあわせ、ザックリと狙い目911を考えてみたいと思います。

ヨーロッパの街並みが似合うシャレオツカー! 911 992
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まず最新のタイプ992型の911です。現状、日本で受注が開始されたモデルは後輪駆動のカレラS(クーペ1,666万円/カブリオレ1,891万円)と4輪駆動のカレラ4S(クーペ1,772万円/1,997万円)です。しかし、具体的な納車時期のアナウンスはありません。

カレラ4Sカブリオレ
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そんな現状から見て、少なくともいまから申し込んでも2020年モデルとなることが予想できます。また、2019年内にはエントリーグレードのカレラや、マニュアルトランスミッション車も発表されまので、ココはグッとこらえてラインナップが出揃うのを待つという手もあります。

で、少し脇道にそれますが、「どうしても年度内に経費を使わなければならない」という幸運な方は4年落ちを目処に中古車を狙いましょう。新車なら減価償却6年ですが、この年式なら2年で計上できます。つまり1年あたりの金額が新車を買うより高くなるからです。ただし、イキナリ高額車両を買ってお上が認めてくれるか専門家とよくご相談ください。

さて、日本の標準世帯収入でリアルに買える911となれば、やはり中古車となります。1994年以降に発売されたタイプ966型911以降の水冷モデルが具体的なターゲットです。

デザインの好き嫌いは別れますが、年式からいってもっとも安く買えるのがタイプ966型の911です。しかし、モノとしての価値はGT3とターボを除けばほぼありません。買えるけど手放す時に値段がつかない。そんなモデルです。安く乗れるのはいいことですが中古上級者向きな感は否めません。

目玉焼きなヘッドライト形状から、ファンが望む911らしさを具現化した丸型ヘッドライトを採用したタイプ997型は2004年から発売になりました。初期型で15年落ちモデルという計算。

このタイプ997型の狙い目は2008年のMC後以降のモデルです。というのは、エンジンに起因するトラブル、異音や白煙などがMC前モデルで多数報告されているからです。無論、中古車なので個体差もありますしトラブルのない車両も多くあります。

MC以降の特徴はGT3などと同様にクローズドデッキに変更されたシリンダーブロックなど、マニアックな側面もありモノとしての満足度も高いでしょう。スポーツカーが好きで予算がある方はGT3もオススメです。

最後は一部のグレードを除き現行型といえるタイプ991型の911です。水冷エンジンも第3弾となり、スタンダードが3.4リッター、Sモデルが3.8リッターへと排気量を変更。日本発売は実質的に2012年から。よって、初期モデルで7年落ちとなります。

自然吸気から3リッターのターボエンジンへと変更されたMCモデルは2016年登録となります。コチラは3年落ちなのでまだまだ高値。よって狙い目はMC前モデルです。デビュー直後の初期モデルはマイナートラブルを避ける意味で回避。条件設定は初年度登録2013年から2015年で愛車候補を探してみました。

某中古車サイトで検索するとこの期間のMC前モデルが100件以上ヒットしました。最安値は標準グレードのカレラで2013年式(走行距離8万5,000km表示)が800万円を切る価格。正規ディーラーネットワークで認定中古車を探すと30台ヒットし、こちらも最安は標準のカレラで2015年式(走行距離2万4,000km表示)が958万円で見つかりました。

どちらを選ぶにせよ、現時点で991型の911を狙うとなると1,000万円が総予算となります。頭金+残価設定で手が届く方は、あせらずにじっくり構えて希望のボディカラーや装備内容、保証内容とその実効性を見定めてお店と車両を見つけてください。なお、保証付き認定中古車は正規ディーラーネットワークの取り扱いとなります。

ポルシェ ジャパン
0120-846-911(ポルシェ カスタマーケアセンター)

Text:Seiichi Norishige

■California Dreaming the Porsche Way

 

Author profile

教重 誠一
教重 誠一
Seiichi Norishige

自動車雑誌の編集者を経てモータージャーナリストへ。駆け出しの頃からサラリーマンの限界に挑戦し数々の輸入車を乗りまわす。印象深かった愛車はポルシェ911(930)、Ruf CRo
コンバージョン(964)、メルセデス・ベンツ500E、フェラーリ412、BMW6シリーズ、RG500Γ(バイク)。趣味はシガーとパイプとすし屋巡り。ジャンルを問わず酒好きだが、一定以上飲むと睡魔が襲い銘柄を失念する。1964年、北海道生まれ。

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