スニーカー界のDA PUMPが登場!
アディダス オリジナルスのスニーカー「N-5239」は、今年5月のミラノ出張の際に買ったもの。前に、「エコラグ」連載で紹介したトッズのスニーカーと同じタイミングで入手しました。
ブランドは違えども、かたちはほぼクリソツ。しかも、色も同じ黒だし……。まあ、あっちはレザーで、こっちはナイロンメッシュ構造だから、値段もうんと違いますけどねえ(苦笑)。
こちらはミラノのドゥオモ近くにある「フットロッカー」で発見。前々から注目しているファブリツィオ・コロナというイタリア一有名なパパラッツィが履いているのを見て、欲しくなっちゃったんですよね。
狙っていたのは、シンプルな、ブラックに白の3本ラインが入ったタイプ。でも、日本未入荷モデルのため、アディダス直営店にはもちろん売っていないし、スニーカーショップにも並んでない。そんなわけで、ずっと海外に行くタイミングを待ち構えていたんです。
何でも、70年代のシルエットからインスピレーションを得たデザインらしく、言われてみれば、ちょっとレトロな雰囲気がありますよね。
トウボックス、レースシステム、ヒールにプレミアムスウェードオーバーレイを採用していますが、まあ、僕が気に入ったのは、このゴンブトの3本ライン。DA PUMPの「U.S.A.」じゃないですけど、この中毒性のあるダサカッコいい感じにシビれました。はい、“カモンベイベーアメリカ♪”のあれです(苦笑)。
休日のカジュアルの際に、ブラックデニムやスウェットパンツ、それに白Tを合わせています。あ、もう寒いんで、その上にはレザージャケットかダウンでしょうね。で、喜び勇んでミラノから持ち帰ったら、日本にも売っているじゃないですか!
しかも、ネットで検索してみるとEコマースにズラリ。“マジかよ、マジかよ”。思わず、出川哲朗さんになりそうでした(笑)。
履きやすいし、お気に入りの一足なんですけど、アッパーがどうも柔らかすぎるんですよね。どう言えばいんでしょうか。ニット素材みたいに足を包み込んでくれるので、心地はいいんですよ。ただ、ずれる。そこだけがイマイチかなあ、なんて思っていたのですが、ここまで書いてみて、もしかして自分がサイズ選びを間違ったかも、と思っている次第です(汗)。
Photo:Ikuo Kubota(owl)
Text:FORZA STYLE