FASHION ― エコラグ

干場の究極ワードローブ! キーワードは"エコラグ"

帰国前のミラノで出合ったトッズのスニーカー

2018.11.26 2018.11.26
2018.11.26
エコラグ-Hoshipedia 「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

手に入るまでの物語も思い出になりました

このスニーカーは前々から狙っていたんですよね。で、一度はトッズの表参道ブティックで取り置きしてもらったのですが、忙しくて買いに行く時間がなくて泣く泣くリリース。そんなこともあり、ずっと心の奥底に引っかかっていたんでしょうね。

今年5月のミラノ出張の際に、ドゥオーモ広場近くのガレリアにあるトッズで再びご対面。そう、イタリアの初代国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世にちなんだあの有名なアーケード型建築物の中にあるお店です。

あそこのショッピングモールは芸術的ともいえる美しさで、歩いているだけでも楽しいのでよく足を運ぶのですが、行くと必ず何か買ってしまうんですよね。

まあ、それはさておき……。ところが、買おうとしたら自分のサイズがなかったんです。一度、あきらめたことがあっただけに、残念過ぎると思っていたところ、スタッフが「あなた、干場さんでしょ?」と。

どうやら、トッズグループの会長兼CEOのディエゴ・デッラ・ヴァッレさんと一緒に撮った写真をインスタにアップしていたのを見て、顔を覚えてくれたみたいなんです。

そこで驚いたことに、「市内にある他店舗から取り寄せてホテルまで届けるから」と言ってくれるじゃないですか。感激ですよね。

しかも、帰国のためにホテルを出るまであと2時間しかないなかでの出来事。とりあえず支払いを済ませて、あたりをぶらぶらしたあとに帰ったらフロントにトッズのショッピングバッグがどーん! やっと、やっと買えました。

僕は最近、カジュアルなスタイルのときはジャージーばっかり。その足下にぴったりなんです(はい、部活帰りの学生みたいな格好ですが、イメージはアスリートの休日です)。

シンプルなランニングシューズ型のスニーカーで、足首へのフィット感が最高。カラーリングは都会的に見えるモノトーンを基本にしているので、黒をチョイスしました。本気のスポーツブランドもいいのですが、やっぱりトッズにはイタリアらしいエレガンスがありますよね。

気分的なものかもしれませんが、それはすごく大切なこと。ファッションは妄想(イメージ?)の世界ですから。

もちろん、出張の際も手放せません。これを履いていると、電車に乗らずにひと駅余計に歩こうと思えるほど、歩きやすくて快適なんですよ。

Photo:Ikuo Kubota(owl)
Text:FORZA STYLE

Author profile

干場 義雅
干場 義雅
Hoshiba Yoshimasa

FORZA STYLE 編集長 兼 ファッションディレクター

尊敬する人は、ロロ・ピアーナの元会長セルジオ・ロロ・ピアーナさん、ピエール・ルイジ・ロロ・ピアーナさん、トッズの会長ディエゴ・デッラ・ヴァッレさん、格闘家のブルース・リーさん、初代タイガーマスクの佐山サトルさん。
スポーティでエレガントなイタリアンスタイルを愛し、趣味はクルーズ(船旅)と日焼けとカラオケ。お酒をある一定以上飲み過ぎると、なぜだか一人感無量状態になって男泣きする小誌編集長。1973年、東京生まれ。

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