シウマイ娘とアツアツシウマイがウマイィーネ!ヨコハマ
普段サングラスは、レイバンとペルソールを愛用しているが、走る時やラフな時は、このオークリーをかけている。フロッグスキンというモデルで、軽量でネジなどの金具を使用していないシンプルな構造が気に入っている。ベーシックなデザインはシウマイにも合うのだ(笑)。
ということで、ある晴れた日にクレイジーケンバンドのシウマイ娘を聞きながらヨコハマ散歩で崎陽軒の工場へ。俺が愛するシウマイが、ここで作られている。
工場入り口には、プチ ミュージアムショップがありシウマイの歴史を学びながら楽しめるのだ。
崎陽軒のシウマイは、新幹線とかで冷たいまま食べるのが一番美味いんだよなあ~。なんて気づいたらこの顔ハメ看板にハマっていた俺。イラストの顔部分が取れるようになっていて記念写真が撮れるのだ。
ちなみにこのシウマイ娘は、戦後の横浜を元気にしようと崎陽軒の女性従業員が横浜駅ホームでチャイナドレス姿で販売して名物となった。
俺の定番は、やはり王道のこいつ。
なんと工場できたてアツアツのシウマイが食べれるのだ。
初々しいシウマイベイビーが目の前に。俺は迷わず「シウマイちょうだい」と叫んだ。
向かい合の電車シートで食べれるので、さらに気分は盛り上がる。しかも醤油入れは巨大ひょうちゃんだ。
いつもの冷たいお前とは違い今日はアツアツのお前にカラシをつけて。
強烈に美味い!!アニキゼツ……ヨコハマ昇天!!「イィーーネッ!!」。まさに工場でしか味わえないヨコハマの味。アツアツウマウマで俺は一瞬で虜になった。
崎陽軒は元々、初代社長で旧横浜駅長の久保久行さんが定年退職後の1908年に創業した。中華街で売られていたシュウマイをヒントに横浜名物として電車内で冷めても美味しく食べれるよう、試行錯誤の上に完成したのだ。
ちなみに一晩水につけて戻した干し帆立貝柱と豚肉が使用されている。なぜシュウマイではなくシウマイかと言うと、初代社長がシウマイと発音していたところ中国人スタッフに現地の発音に近いと褒められたからだ。
1955年に漫画家の横山隆一さんにより生まれた初代ひょうちゃんも楽しめる。あいにく俺が行った日は工場見学できなかったが、水・木・金・土の午前と午後の2回に事前に電話予約すれば見学も可能だ。かなりの人気で数か月先まで満席なので要注意。
冷めてもアツアツでも美味いシウマイは、トレンドに流されない定番服のようだ。正にシンプルで完成されたマイ・スタンダードと言える。
「イィーーネ!!ヨコハマ」
オークリーのフロッグスキン。1985年に発売され当時、サーファーやミュージシャンなどに愛用されたオークリーの代表作。しばらく生産中止だったが2007年に復刻再発売された。
スポーツシーンだけでなくラフなスタイルには、こんなリラックスしたサングラスが気分だ。
Photo & Text:Eiji Katano
\\\ 2018年11月23日アニクルーズ開催決定!!! ///
アニクルーズ11/23(金)祝日出航
「東京の海は気絶な色やね」 限定40名
フリードリンク&ブッフェスタイルで2時間のクルーズパーティ
<ご乗船のお申し込みはコチラから>
今回のアニキおすすめの店
「崎陽軒 横浜工場 プチ ミュージアムショップ」
神奈川県横浜市都筑区川向町675-1
Tel. 045-472-5890
営業時間 10:00~16:00
年中無休 入場無料
プロフィール
片野英児(かたのえいじ)
1968年生まれ。昭和とメンズ服飾を愛してやまない48歳。小誌編集長の干場(ほしば)がアニキと呼んだことから、いつしかアダ名がアニキに。趣味は、スナックで昭和カラオケ。呑みすぎると、歌いながら、なぜか干場と泣き合う熱き男。好きな場所は軍艦島とイタリア。プロレスに行くと、なぜかマスクをかぶって観戦したくなってしまう。