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FASHION 干場に着させたい松竹梅

【脱いでも安心、むしろ脱ぎたい】勝負下着の松竹梅とは?

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大人の選ぶアンダーウェアは「リラックス感」と「コスパ」がキモ!

ファッション業界の賢人が編集長・干場に買わせたい逸品を価格帯別に紹介する連載第11回。ご登場いただくのは雑誌『MADURO(マデュロ)』編集長の大崎文菊氏です。お題はアンダーウェア。干場とは『LEON』編集部在籍時以来の仲良しという大崎氏が薦めるアンダーウェアの中から、干場のお眼鏡に適う逸品は登場するのか!?

干場編集長(以下敬称略):今日は雑誌『MADURO(マデュロ)』の編集長、大崎さんにお越しいただきました。大崎さんとは『LEON』編集部在籍時代、一緒に働き、それからの仲です。

大崎氏(以下敬称略):僕にとって干場さんは先輩なので、本当にいろいろ教わったんですよ。

干場:いやいや僕の方こそ。お笑いのセンス、特に落ちの3段活用は大崎くんから教わりましたね(笑)。さて今日のお題はアンダーウェアということなんですが、一体どんなものが登場するのでしょうか。

大崎:実は、デニムとかでいろいろ考えたんですけれど……。なかなか他の人が挙げないような気がしたのでアンダーウェアにしました。個人的には、こだわっている、っていうか……、好きなんです。昔は、それこそ干場さんじゃないけれど下着もちゃんとしよう!と思っていたんです。で、ラ・ペルラとかオーバドゥとか穿いていたワケですよ、見栄張って……(笑)。でも最近はどれだけラクか、コストパフォーマンスが高いか、など考慮して選んでいるんです。

干場:なるほど! では早速、梅からお願いします。

大崎:梅はヘインズのもので、2800円になります。

1970年代のデザインを復活させたこちら、天然素材は洗濯するほどに崩れていきますが、特殊加工を施した素材がヨレを防ぎます。コンフォートリブ ボクサー 2800円/ヘインズ

干場:これを選んだ理由はなんでしょう?

大崎:これ、実際に穿いているんですけど、こだわって作られたウエストゴムが柔らかくて、締め付け感が少ないんですよ。で、実はこれは新しく発売されたものなので、穿き始めて日が浅いんですが、これの前バージョンみたいなものは本当によく穿いていました。

干場:(触ってみて)確かに!

大崎:これ復刻モデルなんです。この2本線とロゴの元は1970年代もので、このウエストゴムは柔らかくてほどよい締め付けを追求して作られているんです。見た目は、そんなにカッコいいっていう感じではないんだけど、ストレスなく穿けるんです。キモとしては、とにかくゴム! ヘインズとしては、かなり力を入れて作ったボクサーショーツだそうです。

干場:ヘインズっていうと、太田っちの回でも出ていたTシャツっていうイメージですが、ボクサーもいいんですね。

大崎:パンツっていうと有名どころのCK(カルバン クライン)とかも穿いてきたんですけれど、これに落ち着いています。

干場:では、次を!

大崎:僕は普段ボクサーブリーフ派なんですが、休日はトランクスなんです。そこでオススメしたいのがポロのトランクスです。こちらは3800円です。

さらりとした肌ざわりとリラックス感のあるシルエットで快適な穿き心地をもたらします。ウーヴンボクサー3800円/ポロ ラルフ ローレン

干場:それはどうして? 

大崎:ゆるい感じにしたいんです。家だとスウェットパンツとか穿いてパンツもゆるめなので、よりリラックスした穿き心地で過ごしたいんです。普段スーツスタイルのとき、トランクスはもたつくので穿かないんですが、休日はラクな格好をするので、トランクスを穿くんです。だから金曜日の夜、お風呂に入ったら、トランクスを穿くっていう。

干場:じゃあ、週末専用ってことなんですね。フライデーナイトトランクス。

大崎:そうそう。フライデーナイトトランクス(笑)で、トランクスの中でもこれがおすすめなんです。これはコットンの肌触りがとってもいいんです。

干場:確かにとても気持ちいい! シャツ生地っぽいですね。

大崎:ラルフ ローレンで素材もよいから、(価格も)高いのかな~と思うんですが、意外と手頃な価格っていうのが魅力なんです。トランクスのほうが長持ちしますね、耐久性が強い。でもトランクス自体、最近穿かない人が多いんですよね。僕は歳をとってから再びトランクスを穿くようになったんです。トランクス回帰。だいたい子供の頃ってトランクスだったじゃないですか。僕たちが子供の頃ってボクサーブリーフってなかったですよね。

干場:確かに、なかったですよね。

大崎:40歳過ぎた頃から、パジャマをきちんと着るようになったんですよ。

干場:え、40過ぎてるの!? なんかいつまでも若い気がしてた。パジャマを着るようになったきっかけは?

大崎:過ぎていますよ! もう42歳です。 パジャマを着ると良質な睡眠を取れるって聞いて、着るようになったんです。きちんと熟睡できます。家に帰ると部屋着に着替えて、寝るときにはパジャマに着替える。昔はスウェットとかで寝ていたんですけど、パジャマのほうが生活に余裕がある感じですよね。で、パジャマとの相性はトランクスのほうがいいんです。せっかくパジャマがゆったりしているのだから、パンツも締め付けないものがいい。

干場:睡眠は大事ですもんね。確かに。僕もベッドはオーダーです。硬さとかこだわりましたね。睡眠って人生の3分の1の時間を占めていて、そこで質の高い眠りを取ることで仕事にも集中できますよね。そういう意味では下着にまでたどり着いてこだわるっていうのは、とてもわかります。では最後の松をお願いいたします。

大崎:ルクシーのボクサーブリーフです。これはシルク専門ブランドで昨年立ち上がったばかりなんです。

独自に開発した“ダイナミーシルク”を採用。芯地にポリウレタンを使用し、周囲をシルクフィラメントで綺麗にくるんだ二重構造となっている 8800円/ルクシー

干場:初めて知りました! どんなブランドなんですか?

大崎:アンダーウェア専門ではなく、Tシャツなどリラックスウェアを展開しています。最近、めちゃくちゃ高級、でなくても少しラグジュアリーなブランドが増えてきてますよね。その中のひとつです。独自に開発したシルク素材を使用していて、例えばTシャツは裏地がシルクで表地がコットンとか凝っているんです。で、こちらはすごくいいよ、って勧められて穿いたら、穿き心地が抜群だった、というワケなんです。

干場:これは気持ちいい! 気絶級ですね。

大崎:それほどメジャーなブランドではないんですが、いいですよ。

干場:おいくらですか?

大崎:8800円です。毎日使うものとしては、安いモノではないですね。とにかく相当気持ちいいんです! しかもしっかりしているです。保温性もいいし、シルエットも綺麗ですよ。シルクとポリウレタンが二重構造になっている素材なので、伸縮性もあってフィット感も抜群なんです。

干場:これ、いいね! カットソーとかもよさそう。

大崎:シンプルで大人っぽいのもいいんですよね。Tシャツもとても気持ちいいですよ。

干場:例えばレザーグローブのライニングにもシルクが使われていたりするように、シルクって気持ちいいし、温かいですよね。人肌っていうのかな。

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