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酔いしれ万歳! マキ☆ブロ「本当は教えたくない西麻布の隠れワインバー♡」

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今宵ワインに酔いしれて…

こんばんは、ワインが好きで好きでたまらない酔いしれmakikoです。

ワイン好きが高じて世界中のワイナリーを旅して歩くのが趣味でして、ナパバレーにはここ4年ほど毎年いっておりますし、過去にはニュージーランド、マルタ島、マジョルカ島、シチリア島、クロアチア…と際を攻め、昨年ようやく念願のブルゴーニュ(しかも収穫直前のタイミング!)へ一人旅をして参りました。そのときのお話はまた別に書かせていただくとして、それほどに私にとって「ワインは恋人♡(もしくはそれ以上!)」な存在なのであります。

こちらは西麻布のゴブリンというカジュアルワインバーにて。「酒だ酒だ、酒もってこい!」って顔してますね(笑)

港区民の私としては、当然都内のワインバーはひたすら訪ね歩きまして、かれこれ10年になりますでしょうか。これまでは近所の「ツバキ 西麻布」がここ5年ほどのNo.1ワインバーだったのですが、先の11月、ツバキに匹敵するほどのワインバーに出会ったのでございます。

個人的に通い詰めているので本当は教えたくないですが…とかいいながら書いちゃいます(てへ♡)

看板もなにもないこちらのお店。(場所は西麻布権八の裏あたりです)

ウタカタというワインバーなのですが、ちゃんとシェフもいらしてフレンチ料理は絶品です。

こちらのソムリエ吉田さんがそれはもうワインにお詳しく、その語り口が素晴らしいのでございます。

まずはシャンパンで乾杯。心を落ち着け、そして連れてきてくださった方としばしの世間話を。

シャンパンを片手に世間話をしながら食事を選んでいきます。おすすめはオックステールの煮込み。

そしていよいよワイン選びなのですが、こちらのワインの選び方は、今日飲みたい味わいを伝えると、吉田さんがそれに合わせて数本のワインをチョイス、それぞれのワインの特徴をまるで物語を語るように話してくれるのです。それにプライスレンジにも幅を持たせてくれるので実に良心的。

シャンパンのあと、セカンドアペリティフでチーズプレートと芳醇な白ワインを頂きながら今宵のボトルを吟味♡ちなみにこの白は、ムルソーだったと存じます。

ワインの物語を聞いていると全て美味しそうで「全部!」と頼みたくなってしまいますが、そこはテーブルを囲む人と相談いたしましょう。

今回選んだのはこちら。

あれもこれもと欲張りすぎてテーブルがカオスになっているのはお気になさらず♡

1976年のジュヴレ・シャンベルタン。ブルゴーニュの中でもシャンベルタン村のものは、特にブルゴーニュらしいというか、なんでしょう、年月を重ねれば重ねるほどに味わいが深まってくる(逆に2010年以降のものは飲めたものじゃない…)ワインでございまして、76年はちょうど飲みごろを迎えておりました。二人でゆっくり飲んでいけば、終わる頃には味が頂点に達する、〆の一本として素晴らしいチョイスでございました。

でも、、、大切な人との夜…一本だけで終わらせたくなかった我々は、「あと一本空けましょう♡」と意見が一致。

お次の一本は、こちら。

これもブルゴーニュ、コートドボーヌの1997年プルミエクリュ(正式にはPommard-Epenots Premier Cru)なので期待も高まりますね。ちなみに、ヨーロッパのワインの有名どころの畑はランク分けをされていて、(例えば、イタリアだと、上からDOCGとかDOCとか)ブルゴーニュは、区画畑(Climaクリマ)によって格付けがされます。グラン・クリュ(Grand Cru 特級)、プルミエ・クリュ(Premier Cru 第一級) 、村名ワイン(Communal)、地域ワイン(英語ではRegion リジョンと呼ばれます)の4つがあります。どれもエチケットに記されているので、ワイン屋さんで買うときに気に留めてみてみると、値付けの根拠が分かるようになってきますよ。

ブルゴーニュに行ってからは、もう完全に「ブルゴーニュかぶれ」になってしまい、「あぁ、これこれ、この味!やっぱりワインはブルゴーニュだなぁ」とか言ってしまいます。

田舎者の習性ですね(笑)。

ウタカタ…この記事を書いていてまたすぐに行きたくなってしまいました。

シンプルで暗めのインテリアも素敵なので、お食事はもちろん、ナイトキャップのためにふらりと訪れるのもおすすめのお店です。

では、また♡

山本真紀子(やまもとまきこ)早稲田大学卒。某メガバンク総合職退職後、株式会社JunoJapan設立。アパレルブランドPR等ファッション関連ビジネスを経て、ライフスタイルマガジン「ADVENTURE KING」編集長(2012〜現在)。趣味ランニング、ヨガ、飲酒。旅とワインをこよなく愛する冒険野郎。


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