川崎:あのね、まい子さん。私だってそうよ! 中身の8割はおっさんよ!今日の恰好だってコスプレみたいなものです。ただの女装歴44年なのよ。
中身はおっさん、女装歴44年
まい子:川崎さんも、そうなんですね〜! 安心しましたぁ。コスプレだと思えば頑張れる気がしますぅ。私本当は、タイで買った安いTシャツとクロックスで生活したいんですよぉ〜。
川崎:良いと思うけどね。そういう女性が好きな男性を選べば良いんですよ。でもね、やっぱり出会いの場で、タイで買ったTシャツとクロックスはさすがにダメよ?
まい子:ですよねぇ〜...。
出会いの場では一応オシャレしよう
川崎:男性は驚くほど記号で見ているから、男子学生みたいなファッションの女性を「結婚したい独身女性」とは認識できないわよ。
まい子:わかりましたぁ〜。
川崎:でもだからといって、その「ユルフワ女子」のイメージをずっと彼に持たせていては危険だから、出会った男性にはすぐに「私、こうみえて個性的で、そんなに女の子っぽいわけじゃないんです」というのは、行動と言動で真実をお伝えしなきゃダメですよ。
まい子:わかりましたぁ〜。
川崎:早めに「私は珍味です」宣言をすること。あとは、まい子さん自身が好きだと思える男性に自分からアプローチすること。決して「黙っていても、女性らしくないって察してくれるだろう」なんて、相手の洞察力に期待してはダメですよ。彼らは仕事で洞察力を発揮しても、プライベートでは見たまんまを信じがちな生き物だから。早めの「これは女装です」「私は珍味です」というカミングアウトがとっても大切!
まい子さんのマインドはホームレス!?
まい子:でも、カミングアウトが怖いという気持ちもあるんですよねぇ。だって、女友達には「まい子って、マインドがホームレスだよね」って言われるほどなんでぇ...。
川崎:マインドが、ホームレス...!?
まい子:そうです〜。別に部屋が汚いとかそういうわけじゃないんですけど、女子力がなさすぎて、こだわりがなさすぎて、マインドがホームレスみたいらしいんですぅ。
川崎:でも、そんなあなたを好きになってくれて、あなたも好きになれる人を見つけなきゃね。でも、なんでそんなに結婚したいんですか?
まい子さんが結婚したすぎる理由とは
まい子:とにかく「28歳で結婚すると決めていたから」ですぅ。それ以上でも以下でもないんですぅ。
川崎:そういう根拠のない「この年齢で結婚しなきゃダメ」なんていうこだわりは、一切忘れたほうがいいですよ。そのこだわりの年齢で結婚したほうが幸せになるなんて根拠がどこにもないんだから。
まい子:たしかにぃ〜...。
川崎:結婚っていうのは、よりリアルなものなんです。根拠のない空想にふけって自分でリミットを決めて焦っている暇があったら、リアルな情報戦を駆使して自分に合う男性を見つける努力をするべきですよ。で、リアルな話をすると、どんな条件の人がいいの?
まい子さんの、結婚に求めるリアルな条件とは!?
まい子:日本バージョンと海外バージョンがあるんですけどぉ...。
川崎:え?
まい子:日本バージョンだと、東京に住みたいのでお金がかかるので、世帯年収◯◯◯万円...