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FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
WOMAN 媚薬ジャズの聴かせ方

悪用禁止! 媚薬ジャズの聴かせ方 〜恋愛復帰編〜

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JAZZという、男と女の歌を扱うのですから、酸いも甘いも人より多めに気絶してまいりました。この連載では、皆様からいただいた恋愛相談に対して、JAZZシンガー目線のアドバイスと共に、ちょっと元気が出るナンバーをご紹介してまいります。

恋愛の第一歩は強引くらいがちょうどいい

「世の中のラブソングは僕のために書かれていないし
空に輝くラッキースターも僕のためじゃない
誰かがドアをノックするけど僕の部屋ではなく
良い話が舞い込んでくるのも僕宛てじゃない
恋愛はゲームと言うけれど
僕は頭が混乱するばかりで
炎に惹かれて飛び込む蛾のようじゃないか?」
『But not for me(僕のためじゃない)』より

新年あけましておめでとうございます。
恋愛中毒のJAZZシンガー「ぺぺ」ことRIKAPEPEです。そろそろお正月モードにも飽きてしまい、刺激が欲しくなってきたのもお見通しですよダンナ!

この連載では、「JAZZを知らない」「聴いてみたいけどきっかけがない」そんなお悩みをお持ちのスマフォー読者の方々に、ぺぺが分かりやすく、色っぽく。男女のあれこれを交えながら曲紹介をさせていただきます。2017年もFORZA STYLEの読者の皆さまにドキドキの恋愛指南をお届けします。

さて、冒頭でご紹介した曲はJAZZスタンダードの名曲中の名曲「But Not For Me」です。「恋愛うまくいかない」「いざ恋愛がスタートしても調子が狂うんだよ。頭が混乱するばかりで・・・」なんてお悩みを抱えている人も多いのでは? そんな時はこの曲を口ずさみながら大袈裟に明るく振舞ってみてください。妙に元気と自信がフツフツと湧いてきますので。そうそう、その調子! さて、やる気が出たところで、

「恋愛復帰!今年こそは恋人を作る」

そんなシンプルな目標、素敵じゃないですか。

©gettyimages

JAZZ、それは酒場(サルーン)に似合う曲で、自分に変わって女性に自然と語りかけ、口説ける大人の音楽。意外と知られていないJAZZの歌詞の世界から男女のあれこれを学びとり、「大人の男の嗜みと言える、BARで口説けるJAZZの選び方」をご提案してまいります。

気になる第3弾のナンバーは、皆さまもきっとどこかで聴いたことのある筈! 『Take Five』。
この曲中の主人公は、恋愛復帰を目論んでいる会社員A君。このままでは彼女がいっこうに出来ないという焦りから、わざと通勤コースから外れ歩いて帰った。そこから気になる女性に出逢い恋がスタートするのか?! という気になるストーリーです。まずは、曲を聴いてみましょう。

 

 

曲調はとってもアダルトなムードですね。
歌詞はとってもドラマティックなんですよ。

【歌詞】
「あの、お姉さん!
僕と5分だけお話しましょう
ただ忙しく過す日々に別れを告げて
ね、5分だけ!」

(側にいる僕に気づいて下さい)

いつもと違う通りを歩いてみて
僕はここへやって来た
だけど二人は言葉も交わさず
無声映画のようにすれ違うだけ

なぜか貴女と目が合うたびに
爪先まで震えが走り抜けて
なぜか貴女がほほえむたびに
心の底に淋しさが浮かぶんです

ここで妙にかしこまるのも変かな?
煙草の火を借りるふりをして
まずは一言二言言葉を交わそう
5分だけでも
5分だけでも

いかがでしたか?
彼が煙草の火を借りるふりして声をかける勇気! その第一歩に拍手喝采でしたね。ちょっと強引くらいが、いい具合。恋愛というのは本当に踏み出す努力が必要です。嫌われたって、振られたって、失敗してもいいのです。まずは自分の想いを信じて、当たって砕けてみてください。そんな貴方の勇気に惚れちゃう女がここにも1人いるわよ! 万が一、ナンパが失敗してガラスのハートが壊れたら、RIKAPEPEが慰めのナンバーをメドレーで歌ってあげるわね♡ では、次のナンバーでお会いしましょう。艶ュー(アデュー)!

Photo:Yoshihiro Kamiya
Text:RIKAPEPE

Edit:栗P



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