ハニートラップに間違いなく落ちる「タブローズ」
美女が40‘s男と行きたいお店を紹介する連載「私をゴハンに連れてって」。今回の美女は、スワロフスキーを使ったデコグッズの製作・販売をされている佐伯美和さんのご登場です。強い眼差しから、気の強そうな美人かと思いきや、品のある柔らかな物腰と甘い声が魅力の女性。「もしかすると、その羽織られたカーディガンに光る素敵な装飾もご自分で？」とお伺いすると、「うふふ♡そうです、このイヤリングも私が。細かい作業が好きなんです」と、はにかみながら答えてくれました。そんな美女のリクエストは「『こんなお店を知っているなんて素敵♡』って思わせてくれるお店」とのこと。
そこで、ご案内したのが代官山にある「タブローズ」。世界各国の美食を堪能できる上、ワインやシャンパンは常時200本以上も取り揃える充実ぶり。 特筆すべきは、そのドラマティックな空間。「入り口の赤い絨毯に誘われるまま階段を降りたら、パティオが現れて目の前が別世界になったのは驚きでした」と、目を細めて笑う美女。
バーカウンターの奥にメインフロアがあるのも素敵。わくわくしちゃう♡
赤を基調とした店内は、ヨーロッパの古城のような、日常とはかけ離れた荘厳さ。
営業時間中は、もっと照明を落とし、さらにムーディーな雰囲気になるのだとか。まさに妖艶な一夜を過ごすための大人の空間です。「シャンデリアや重厚感あるインテリアがとっても印象的。ここは夜ご飯というより、晩餐って言葉が似合いますね。記憶に残る夜になりそう」と、またもや美女から高い評価が。
「タブローズ」を訪れたなら必ず食していただきたいのが、55日間熟成させた「ドライエイジングビーフ」。シェフ自らが、肉の選別から熟成まで管理しています。手間暇を惜しまず旨味を最大限に引き出された肉は、オーダーを受けてから薪でダイナミックに焼き上げられます。
「私、お肉が大好きなんです。これは一目で絶対美味しい！ ってわかるお肉ですよね。噛めば噛むほど、ジワ～っと味が染みだしてきます。それをスモークの香りがさらに引き立てていて、これは感動～♡」。美女のテンションが最高潮になったところで、好みの男性のタイプを伺うと、「芯が強い男性に惹かれます。どんな時もブレない意思がある人ってカッコいいなって。そんな人が、こんなレストランをスマートに案内してくれたら素敵だなって思いません？(笑)」。思います！！！
ソムリエが選んでくれたワインはbodegas abanico los colmillios。熟成肉のパワフルさが、果実味の凝縮された甘さとぴったりマッチします。今、タブローズを訪れるなら外せない料理は以下の２品。
「smorrebrod」デンマークの定番料理「smorrebrod（スモーブロード）」。スモークサーモン、ゴルゴンゾーラ、ビーツ、無花果、胡桃などを贅沢に載せたオープンサンド。サラダ感覚でペロッといただけます。
「牡蠣と春菊・蕪のリゾット」春菊独特の香りとミルキーな牡蠣がベストマッチ。牡蠣はフライだけではなく、牡蠣のうまみたっぷりのリゾットでも楽しめます。１月までの限定メニューですのでお早めに。
食事の後、美女と一緒にキャッキャと店内を散策。そして、見つけたのは奥の個室。
「まさに秘密の小部屋！ 妖艶な雰囲気がパーティをさらに盛り上げてくれそう」と、美女と盛り上がりました。
最後に彼女を口説くのはここ、シガーバー「タブローズラウンジ」。パティオを挟んで向かい側に入り口があるので、酔いが醒める心配もありません。内装の雰囲気は、まるでGreat Gatsbyの世界。隣の席の人の顔も分からないほどの暗闇で、シガーに、ウィスキー、そしてジャズの生演奏、良い雰囲気にならない方が難しいのでは？
「今夜、彼女に騙されたい…」。そんなときは、是非タブローズを訪れてみてはいかがでしょう。胸が熱くなる夜を過ごせそうです。
Photo：Tatsuya Hamamura
Text：Kumi Koyama
【今回の美女】
佐伯 美和さん
2010年に立ち上げたデコブランド「Jewelry Closet」のオーナー兼デザイナー。スワロフスキーを使ったデザインセンス溢れるデコグッズが評判を呼び大人気に。その実力は、海外セレブへのプレゼントとしてオーダーが来るほど。さらに2015年からはグルーデコの講師としても活躍中。休日は、愛犬と代々木や代官山のカフェでまったり過ごすのがお気に入りなのだとか。彼女のブログはこちらから↓
http://ameblo.jp/miwa-pinkberry/
Tableaux（タブローズ）
東京都渋谷区猿楽町11-6 サンローゼ代官山 B1F
03-5489-2201
http://www.tableaux.jp/
