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FASHION ー エロサバ

干場の「エロサバコーデ」

ほぼ週替わり! THE STYLE GUIDE 41th

2016.12.5

 


STYLE 41
「ブラックタイのパーティー用に最近、新しく買ったもの」

2016年も、早いもので12月。そろそろクリスマスですが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。

今年の10月、11月は、本当に忙しくて、北は北海道、南は沖縄まで、全国をイベントで飛び回っていたので、なかなかエロサバの原稿を書くことが出来ずすいませんでした。

そんな怒濤のようなスケジュールの合間にも、都内では、クライアントからパーティーやガラディナーのお誘いがありまして……。今回は、「ドレスコードはブラックタイでお越しください」と書かれてるケースのスタイルをご紹介したいと思います。といっても、以前に一度、タキシードのスタイルについては書いておりますので、詳しい着こなしに関しては、第13回を、ご覧になっていただきたいのですが……。

ということで、今回は、何をご紹介したいかといいますと、そんなタキシードのスタイルの時にずっと買おうと思っていて買えなかったものをご紹介したいと思います。それが、ボウタイです。

え!? 以前だって、ボウタイをしていたじゃないですか? と言われるかも知れませんが、以前のものとは違うんです。以前は、結ぶタイプのボウタイではなくて、最初から結んであるタイプのボウタイなんです。

タキシードって、着るのに結構、時間がかかるんです。まずは、いつものことながら、すべてアイロンをかけます。タキシードはもちろん、ウィングカラーのシャツ、ポケットチーフ、そして靴下まで(笑)。その後、順番に着ていくことになるんですが、まずシャツは、なんと一番下の部分には、シッポのような布の端がついていまして、お股をくぐらせて、ボタンをとめるようになっているんです。

普通のシャツとは違う仕様になっていまして……。わかりやすく言うと、フォーク&ナイフでディナーを食べているときに、シャツが持ち上がらないように、股間でボタン留めになっているんです。お見せしたいのですが、写真を撮っていないので、今度撮っておきますね。腕には、カフリンクスを装着。

その後、黒のロングホーズ(長い靴下)を履いて、ふくらはぎの部分を靴下専用のガーターベルトで留めます。これも、ずり落ちないようにするためです。普段は、ガーターベルトなんて使いませんが、一応、タキシードのときはやっています。その後、スラックスをはいたら、今度はサスペンダーを取り付けて、さらにカマーバンドを腹巻きのようにして巻きます。

そして、いよいよ、ボウタイを結ぶんです。今までは、最初から結んだものを装着するだけだったので、まぁ簡単だったのですが、あえて自分で結ぶものを買ったので、なかなか上手く結べないんです。が、慣れると格好良く結べるようになります。ぜひ、皆さんも、結ぶタイプのボウタイを買っていただき、紳士道に磨きをかけてくださいませ。ちなみに、ブルックス ブラザースで9000円でした。3種類あったのですが、僕は一番オーソドックスなものにしました。

そして、最後は、上着を着て、今度は、ポケットにチーフを挿します。

ふ〜ぅ。長い。

長いんですが、この一連の動作を、完璧にこなしていくことで、実は気分がキリッとしまっていくんです。女性がドレスを着るときに気分が上がっていく感じといいますか……。とにかく、タキシードって着るのに時間がかかるんですが……、着ていくときの高揚感が楽しいのです。ということで、ぜひ皆さんも着てみてはいかがでしょうか?

僕は、常々、4つのスタイルが似合う男の人を目指しています。
1. スーツスタイル
2. ブルーデニムに白いTシャツ
3. 水着。もしくはバスローブ。もしくは下着。
4. タキシードが似合う男

どれも、一筋縄ではいかないものですが、この4つのスタイルが似合うようになれば、少しはインターナショナルな男の仲間入りができて、女性たちは気絶するはずです。

ぜひ、皆様もタキシードが似合う男になって、リチャード・ギアとジュリア・ロバーツのような、素敵な大人の二人になってくださいませ。

ということで、今回はこの辺で。

そうそう、今年の4月に出した本が好調でしたので、来年にもう1冊本が出ることになりました。次の本のテーマは、「色気」についてです。お楽しみに!

世界のエリートなら誰でも知っている
「お洒落の本質」
〜スーツの着こなし術から、世界の一流品選びまで〜

アイテム
タキシード/タキザワ シゲル
シャツ/ブリオーニ
カマーバンド/ブリオーニ
ボウタイ/ブルックス ブラザーズ
ポケットチーフ/ムンガイ
ソックス/ナッソー
靴/ジョン ロブ
バッグ/ペッレ モルビダ
腕時計/カルティエ
(すべて干場私物)

Photo:Kazuya Furaku
Text&Styling&Model:Yoshimasa Hoshiba


エロサバ-Hoshipedia
「エロサバ」とは、“エロいコンサバ”の略で、干場の哲学により生まれた造語。シンプルでベーシック、コンサバティブな洋服を着ているのにも関わらず、着こなし方次第でSEXYにエロく見えるスタイルのこと。例えば、一番象徴的なのは喪服の女性。成熟した大人の女性が喪服を着て、メイクも抑制しているのに、なぜか色っぽく見えるスタイル。例えば、上質な素材の普通の白いシャツを着ているのにも関わらず、胸元のボタンを2~3個開けてセクシーに着こなしたり、袖口を捲って腕元を見せてヌケ感を出すスタイル。単なる粗悪な、しかもデザインが変わっている白いシャツでは駄目。上質な素材のベーシックな白いシャツだからこそ、エロく着こなしても、上品さを保つことが出来るのです。男性で例えるなら、自分の体型に合って仕立てられたミディアムグレーの無地のスーツを着て、上質な白シャツに無地のグレーのネクタイのような極めてコンサバティブなスタイルをしているのにも関わらず、内側から大人の色気が香るようなスタイル。要するに、さり気なく上品に見えるコンサバなアイテムを着つつも、エロく見えるスタイル。これが「エロサバ」スタイルの根幹でありキモ。

『FORZA STYLE』編集長

干場義雅

尊敬する人は、ロロ・ピアーナの元会長セルジオ・ロロ・ピアーナさん、ピエール・ルイジ・ロロ・ピアーナさん、トッズの会長ディエゴ・デッラ・ヴァッレさん、格闘家のブルース・リーさん、初代タイガーマスクの佐山サトルさん。
スポーティでエレガントなイタリアンスタイルを愛し、趣味はクルーズ(船旅)と日焼けとカラオケ。お酒をある一定以上飲み過ぎると、なぜだか一人感無量状態になって男泣きする現在42歳の小誌編集長。東京生まれ。

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