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干場の究極ワードローブ! キーワードは“エコラグ”
第67回 ダーミのワニ革スニーカー

2016.3.31

ダーミの物語は、1940年代のイタリアのトスカーナ州で始まりました。当時、ダーミ家の当主は製靴事業に乗り出し、地域の産業発展に寄与します。本格的にファミリーが靴事業に進出したのは1968年から。その後、1999年にワニ革を使用した靴の製造に着手し、「フェニックス」ブランドを誕生させます。2003年にはより高品質で高級感溢れる「ダーミ」ブランドを発表。現在はワニ革を使った靴やバッグ、小物の生産で広く知られています。

ダーミの名前が世界的に知られるようになったきっかけは、トップシェアのなめしメーカー、ヘンロン社から仕入れたワニ革を使った靴でした。ダーミには革の輸入・卸を営んできた歴史があり、ヘンロン社の革を高級ブランド各社に販売してきた実績がありました。それゆえ、ヘンロン社から優先的に良質なクロコダイルやアリゲーターの供給を受けることができたのです。

2010年には特殊製法によるヴィンテージ調のワニ革スニーカーを発表し、大ヒット。製品染めによって独特の風合いをもたせた贅沢な一足は、ハリウッドセレブも愛用するなど、大きな話題を呼びました。

写真のモデルは「ゴンマート」。これまでワニ革は、高級素材であるがゆえ、特に加工は行わず、あくまでも革本来の特性を生かすというのが常識でした。でも、牛革にエナメル加工や型押しがあるように、ワニ革にもさらにもうひと加工を施して、別の表情を引き出したい、という情熱がこのモデルを誕生させたといいます。そこでゴンマートでは、ワニ革にゴム素材を使った特殊な表面加工を施し、よりマットな風合いに変更。あえて落ち着きをもたせることで、普段履きのスニーカーに適したルックスに仕上げているのです。さらに、スニーカーにもかかわらず、ソールの張り替えも可能です。

ワニ革を使っていながら、“いかにも”な主張が少なく、どちらかというと控えめな印象。ほどよくセクシーで、オラオラ感がない。「多くの粗悪なモノより少しの良いモノを」という僕の哲学にぴったりのスニーカーは、大人の休日スタイルを格上げしてくれること請け合いです!

Photo:Ikuo Kubota(owl)
Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

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