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FASHION

【連載】昭和なアニキが語る定番服と昭和B級グルメ
「アニ散歩」
第7回 カシミアのコートと立ち食い超本格讃岐うどん

2016.2.6
2016.2.6

コートの立ち姿に男の生き様は出るもの

ネイビーのカシミア製チェスターフィールドコートほど着まわせるコートはない。一着あればビジネスからカジュアルまで大活躍する、まさに万能選手なのだ。生地は、軽さと温かさと手触りが大事。高価であってもカシミアをチョイスするべきだ。本来はドレスアイテムだが、今回はカジュアルに着くずしてみた。インナーは薄手のニットにボトムは濃紺のリーバイス501。コートの襟を立て、ニットのネックからは重ね着した白のサーマルをちょい見せする。このちょい見せで、こなれ感が出るのだ。コート、ニット、ボトムをネイビーのワントーンに揃え、足元はニューバランスの1700でハズす、マイスタイル。

ニューバランスは、履き心地の良さもさることながら、この1700のなんともダサかっこいいルックスがクセになるのだ。1300も名品だが、こやつはガンダムのドムを彷彿させ、ジオン軍のモビルスーツっぽくてグッとくるのもポイント。小学生の頃、夢中になったガンプラ同様、1700は愛してやまないスニーカーのひとつなのだ。


そんなカシミアのコートを羽織って食したいのは、五反田駅のガード下横に佇む立ち食いうどんの「おにやんま」。ゆっくりランチする時間がない多忙なビジネスマンにとっては、立ち食いはありがたい存在。どうせ食べるなら時間がなくても美味いものを食べたい。ここは香川県かと思わせるほど絶品な上にリーズナブルな超本格讃岐うどんなのだ。


オーダーしたのはマイスタンダードな肉うどん。讃岐から取り寄せた小麦粉を使っている。毎日店内で仕込まれる自家製麺は絶妙なコシとモチモチ感。そして、この見た目も美しすぎるいりこが効いた出汁は、立ち食いとは思えないクオリティの高さで最後の一滴まで飲みほしてしまう。バランスのとれた麺と出汁のうまみをじゃますることない名脇役的な肉の味付けも秀逸。立ち食いという昭和カルチャーを本格の味で進化させた「おにやんま」。真夜中の五反田カラオケで、長渕剛の『とんぼ』を熱唱した〆に、この讃岐うどんを食べると……、幸せの「おにやんま」が舌を出して笑っているようにも思えるのだ。

ユナイテッドアローズ/ザ ソブリンハウスのチェスターフィールドコート。スーツの上だけでなくニットの上でも着れる絶妙な肩のフォルムと膝上の着丈は、正に一生もの。もう10年こいつを着続けているけど、これからも長いつきあいになりそうな相棒だ。

Photo & Text:Eiji Katano

今回のアニキおすすめの店


「おにやんま」

東京都品川区西五反田1-6-3
Tel. 非公開

営業時間 月~土 7:00~翌3:00
日・祝 7:00~24:00
定休日  無休


プロフィール

片野英児(かたのえいじ)
1968年生まれ。昭和とメンズ服飾を愛してやまない47歳。小誌編集長の干場がアニキと呼んだことから、いつしかアダ名がアニキに。趣味は、スナックで昭和カラオケ。呑みすぎると、歌いながら、なぜか干場と泣き合う熱き男。好きな場所は軍艦島。
 

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