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FASHION

【連載】昭和なアニキが語る定番服と昭和B級グルメ
「アニ散歩」
第6回 ネイビーストライプスーツと元祖レモンサワー

2016.1.29
2016.1.29

レモンサワー発祥の伝説の店で
ギュッとレモンを絞ると、昭和の味が沁みるね〜!

マイスタンダードなスーツは、ネイビーのストライプだ。今までいろんなスーツを着てきたが、やはりこいつが一番しっくりくる。ストライプ自体が強すぎたり幅が狭いと、品が無くなってしまいビジネスシーンでの印象を左右するので慎重に選びたいところ。今まで、さまざまなストライプを着て2㎜の太さで幅17㎜という俺基準にたどり着いた。コーディネートは、スーツがストライプでやや主張しているので、同色のネイビー無地のネクタイと白シャツで引き算することにより、全体のバランスを保つのが俺のやり方。何事もバランスが大事なのだ。

そんなスーツスタイルで1人飲みしたいのは、やはりマイスタンダードなレモンサワー。現在多くの人に愛されている定番サワーのレモンサワーは、1960年頃、ココ「ばん」で誕生した。やはりレモンサワーは、レモンをギュッと絞り、グラスに入った焼酎とハイサワーを自分の好みで割って飲むスタイルが王道。薄くなったら中身(焼酎だけ)を追加注文し、自分のペースで飲むべし。つまみは、一枚のレバーを薄く伸ばし揚げた、名物のレバカツ。ウスターソースをかけて食す昭和な絶品だ。他に1本100円のもつ焼きも美味すぎて、ついついレモンサワーが進むのだ。

ここで「ばん」の歴史を少々。創業は1957年。焼酎を炭酸水で割り、レモンを絞り入れ飲むスタイルを生み出した。常連客の中にいた博水社の社長がサワーと名付け、後に「ハイサワー」が誕生した。つまりレモンサワー発祥であり、ハイサワーの生まれるきかっけともなった伝説の店なのだ。創業から47年後の2004年に中目黒の地上再開発により、この名店は多くの常連客に惜しまれながら一度幕を閉じる。当時、俺も通っていたので昭和遺産が終わる悲しい出来事だった。

そして、常連客からの熱い応援もあり、翌年の2005年 店主の実弟である小杉 潔さんにより、祐天寺に移転復活。そして現在に至る。20年前に中目黒の店に通っていたと小杉さんに話したところ、大変喜んでいただきその場にいた当時からの常連客の席に呼ばれ、レモンサワーで乾杯させていただいた。なんて、あったかい人たちなんだろう、ごちそうさまでした小杉さん。はじめて会ったばかりなのに年齢、職業問わず、こうして一緒に楽しく飲めるのも大衆酒場の魅力。昭和がまだ残っていると実感させてくれる。ここ「ばん」で創業当時の常連レジェンド達と飲む元祖レモンサワーは昭和の歴史までも味わえる格別の一杯なのだ。

ユナイテッドアローズ/ザ ソブリンハウスのネイビーストライプスーツ。絶妙なチョークドストライプの太さと間隔は品がありトレンドに関係なく長く着ることができる。

Photo & Text:Eiji Katano


今回のアニキおすすめの店


「ばん」

東京都目黒区祐天寺2-8-17
Tel. 03-3792-3021

営業時間 16:00~23:00
土曜 15:00~23:00
日曜 15:00~22:00
定休日  月曜が祝日の場合休業


プロフィール

片野英児(かたのえいじ)
1968年生まれ。昭和とメンズ服飾を愛してやまない47歳。小誌編集長の干場がアニキと呼んだことから、いつしかアダ名がアニキに。趣味は、スナックで昭和カラオケ。呑みすぎると、歌いながら、なぜか干場と泣き合う熱き男。好きな場所は軍艦島。


 

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