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【EVの未来】青色吐息のEV専業メーカー。無責任な政策の代償は誰が払うのか?

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元BMWメンバーが起業したカヌー(元EVelozcity)は肝心の創業メンバーがいまはもう全員離職しました。現在のCEOは設立当時の投資家の一人ですが、いまも経営状況は綱渡りとか。春先に出回ったインサイダー情報では手持ちキャッシュが1900万ドルになったそうな。コレじゃ会社まわりませんよね。

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カヌーの各種モデルは未来的なデザインだけに個人的にも期待していました。NASAのアルテミス計画に使用する車両を収めたり、また、USPSのデリバリーバンという大口契約を獲得するなど、話題性・知名度は抜群です。それでも傾くんですから、もはやEVは体力ある大企業しか作れないのかもしれません。

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EV化はクルマのデザインを変えるといわれますが、人間の姿カタチが変わるわけではないし、4本足歩行にでもならない限り必要とされる居住スペースは変わらないでしょう。EVには運転する楽しさも可能性もありますが、広く普及させるには世界経済の安定化と低価格を実現しないと無理なのでは?

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というワケで、100%電気で走るEVは補助金なしで純エンジン車並みの価格を実現しない限り普及率は上がらないでしょう。なお、今回の掲載画像は期待を込めてカヌーとしました。販売はサブスクとのことですが、今後の推移を見守ってみたいと思います。

Text:Seiichi Norishige

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