「中学から長く付き合ってた彼女がいたのは知っていて、その人に間違いないと思いました。その電話の前の週末、やはり夫は青年団の飲み会に出かけましたが、翌日の夜に帰ってきたんです。朝まで飲んで、二日酔いで動けず『ツレ』の家で爆睡していたと...」
友人宅に泊まったというのが嘘であると察知した智穂さんは、電話を終えた夫に、先週末泊めてくれた「ツレ」と話したいから電話をかけてほしいと迫った。
「夫はめちゃくちゃ拒みました。それで口論になった末、浮気を白状したんです...。
飲み過ぎてて、やろうとしたけどちゃんとはできなかったとか、どうでもいい言い訳をするので余計に腹が立って…」
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