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LIFESTYLE 女たちの事件簿

「子供の弁当が作れない…」通販では5kg・8000円超え!家計を直撃する令和の米不足。頭を悩ませる主婦に忍び寄る転売ヤーの意外な正体とは…?

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都内では変わらず、米不足が続いている。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。

「そろそろ新米が出てくるはず…と8月末に書いた気がしますが、残念ながらまだ米の棚はスカスカです。新学期が始まり、子供のお弁当にも米は必須です。いつになったら潤沢に供給されるのか、知りたいと思う人も多いことでしょう」。

実際、スーパーでは朝から米の到着を待ち構える列を目にした。

「数が限られているので、あっという間になくなるという話を聞きました。平日、会社で働いている世代にとっては特に死活問題でしょうね。朝のスーパーには行けませんし、夕方にはもうすっからかんですから…。さらに困るのがその価格。これまで、近所のスーパーでは米は5kgで安くて2000円。高くても2500円程度でしたが、先日は3500円で販売されていました。一時的な高騰なら仕方がありませんが、今後もこの価格となると家計には大打撃ですね」。

米は日本人にとって主食である。その米がない、それがこんなに不安を呼ぶとは普段では気がつかなかった視点だろう。今回は、思春期の子どもを4人育てるある主婦が直面したあるトラブルについて話を聞いていきたい。

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三宅久子さん(仮名・43歳)は、上は高校生から小学4年生まで4人の子どもを育てている。

「都内在住なので、8月頃から米不足に喘いでいます。夏休みはなんとか麺類で凌ぎましたが、新学期になりお弁当が始まり、本当に困り果てているというのが現状です」。

久子さんの子どもの学校では、先週から学校が始まっているそうだ。

「小学生、中学生はお給食があるのでなんとかなりますが、問題は高校生2人。昼ごはんはお弁当です。そもそも思春期、食べ盛りで朝からお弁当用と合わせて、5合の米が空っぽになるのが常。米不足は死活問題です」。

高校生の2人は運動部に所属しているため、以前はお弁当以外におにぎりなども持参していたと話す。

「残念ながら今はおにぎりどころか、お弁当のご飯にすら困っている状況です。ママ友たちは実家から送ってもらう人が多いみたい。我が家は夫婦ともども東京ですし、夫の方はもう2人とも他界しています。私の実家には母がいますが、お米はないと話しています」。

そんな久子さんは、朝イチのスーパーで米が売っているとの情報を聞きつけたそう。

「仕事をしているので、平日10時の開店に並ぶことはできません。先週の土曜日に並びましたが、2kgの米しか買うことができませんでした。もちろん1家庭1つの個数制限あり。複数人の家族で来店して購入している人がいて、それを注意した人と口論になっていて…」。

高齢者がトラブルになっていたそう。



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