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「真面目で高級感ばかりじゃつまらない」エスカルゴ復活希望!令和のコマーシャルカーが誕生したらこうなる

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■80年代の日産デザインの傑作のひとつだったエスカルゴ

カエルのように飛び出したようなヘッドライトや、Aピラーからルーフ後端まで続く丸い背中のシルエットなど、まさに「カタツムリ」だったエスカルゴ。

サイドドアは運転席と助手席の2枚、後方にはハッチバックドアが備え付けられた、4人乗りの3ドアコンパクトカーで、1.5L直列4気筒ガソリンエンジンに3速ATを組み合わせたガソリン車でした。

フランス語の「カタツムリ」の意味である「エスカルゴ(Escargot)」と、「貨物=カーゴ(Cargo)」のスペイン語読み「カルゴ」を掛け合わせた造語だった

ボディサイズは全長3480mm×全幅1595mm×全高1860mm、ホイールベース2260mmと、現代のコンパクトカーと軽自動車の中間程度というコンパクトボディながら、荷室高はなんと1230mm。背の高い商品でもカーゴスペースに積むことができましたが、開放感のあるキャンバストップも選択ができたため、さらに背の高い物でも運ぶことが可能でした。いま見ても、この可愛いデザインは斬新で、80年代の日産デザインの傑作のひとつといえると思います。

きれいにラウンドしたAピラーと、背の高いカーゴエリアが特徴的。車両後部横は、看板を掛けたり広告スペースとして使うため、リアクォーター窓を配置しない廉価グレードがあった

ただ、インテリアは意外と簡素で、テーブルのように広いインパネには、中央部に大型メーターが配置されているほかは、加飾は少なく、まさに商用車といった印象。

前席はベンチシートでしたので、前席の足元がすっきりとして、運転席から助手席への移動もできるような設計でした。また後席シートは簡素なつくりでしたが、荷台のスペースを最大限活用するべく、フラットな床になるように折りたためるようになっていました。

センターメーターやセンターコンソールにシフトレバーを配置するインパネシフトにしたことで、すっきりとしたコクピット周り


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