「デスクは、席替えをしてもらえることになりましたが、私以外にも被害者が出ると思うと申し訳なさもあります。男性社員なら、セクハラになりそうですね、あの距離感…」。
実はパーソナルスペースの狭さに悩む人は、多い。平塚氏はこう語る。
「パーソナルスペースの狭い人は、本人は良かれと思ってやっていることがほとんど。だからこそ厄介なんです。ただ、それがオフィシャルな場面なら、空気が読めない人と思われても仕方がありませんね…」。
仲良くなりたい気持ちはわかるが、あまりにも近すぎるパーソナルスペースは禁物だ。自分のことしか考えていない人になってしまう。最低限の距離感を物理的にも心理的にも保っていたいものである。
取材・文/橋本 千紗
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