タレントの若槻千夏のとある行動が物議を醸している。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。
「日本テレビ系バラエティー番組で、韓国ロケにいった際の裏話を話すシーンがありました。内容としては大久保佳代子氏のカバンについていたひょうたん型のキーホルダーの中身を興味本位で開けて、確認したというもの。大久保氏に確認もせず、勝手に開けたという発言から、常識がない!という声が上がっています」。
もしこの情報がすべてなら、確かに常識がないと言われても仕方がない。
「ネタとして話したんでしょうし、制作陣もウケると判断して放送したのでしょうが、あまり常識的とは言えないですよね。実際に自分がやられたら嫌な気持ちがすると思います。親しき中にも礼儀ありとはよく言ったものです」。
今回は、パーソナルスペースを誤認識している同僚に困り果てていると話す、ある女性の告白だ。
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須山えりさん(仮名・32歳)は、都内のインテリア会社で働いている。
「仕事自体は楽しいですし、充実感もあるのですが、どうしても受け入れられない同僚B子さんがいて…」。
年齢はかなり上だが、勤続年数や役職が同じであることから、同僚という位置付け。それがまだやっかいらしい。
「先輩ではないけど、年上だから言いにくいってところ、ありますね…。お相手は49歳です」。
一体どんなところに困っているのだろう?
「一言で言うならば、距離感が近いんです…。パーソナルスペースが狭すぎるっていうか…」。
パーソナルスペースとは、他人に侵入されると不快に感じる空間のことだ。45cm以下は密接距離と呼ばれ、家族やパートナーなど、親密な距離の人、〜120cmは個体距離と呼ばれ、友達など、〜360cmが社会距離、仕事関係など、それ以上は公衆距離、演説などを行うときの距離感だ。
「明らかに密接距離ですね。こんなこと言うと差別っぽいですけど、年配の方に多いですよね。距離感が近い人…」。
B子さんは、話すときの距離が近いだけでなく、モノに対する距離感もバグっているのだと話す。
「私のデスク周りのものとかも平気で触ったり、使ったりします。ペンとか付箋ならまだ分かりますけど、この前はリフレッシュ用のスプレーを勝手に使われちゃって…」。
えりさんは眠気覚ましにもなるスプレーを愛用しているそうだが、それをB子さんが勝手に使うと言うのだ。