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デジタルネイティブの20代部下 VS 礼節を口にする50代の上司の仁義なき戦い。リモート会議は「ただ聞いているだけ」でいいのか問題を問う

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「コロナ禍になってリモートワークが推奨されたでしょう?若者たちは引き続き、リモートを望む声が多いんです。確かにこの暑さですし、家から出たくない気持ちもわかります。私自身、業務に支障がないのならいいとは思っていたんですが、どうにもこうにも納得がいかないことがあるんです。それがリモート会議です」。

zoomやteamsなど活用したリモート会議もここ数年で一般的になった。

「物理的に距離のある顧客やクライアントと気軽にできることは、とてもいいことだと思います。ただ、その会議中の態度が、気になるんですよね」。

とある20代男性社員は、リモート会議をただの動画視聴と勘違いしているというのだ。

「なんかぼんやり眺めているだけで、うんともすんとも言わない。意見を出さないのはおろか、リアクションすらしません。午後の会議となるとあくびを連発することもしばしば。膝を立てて座ったり、のけぞったり、あまりの態度に思わず、指導をしてしまったんですが…」。

「リモートとはいえ、会議は会議。きちんと話を聞く姿勢をもって欲しい。人の話は目を見てな聞くのが礼儀だろう?」。真っ当な意見を伝えると部下から驚きの言葉が出てくる。

ーえ。ちゃんと聞いてますけど。目を見て聞くとか無理でしょう。それに聞いているふりよりよくないスカ?

浩也さんは驚きを隠せなかったそう。【後編】では、そんなリモート会議のリアルに迫る。

取材・文/悠木 律



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