「妻が言う通りに生活費(月30万円)を渡し、当直明けでへとへとになっていても、妻が食べたいと言うものはすぐに買ってきました。例えば、コンビニの納豆巻を買って来いと妻に言われればそうしていました。なぜなら、違うコンビニの納豆巻を買ったら、違うだろ! とモノを投げつけられるから。妻の言う通り、当直も減らし、“ウザい、消えろ”と言われれば、ビジネスホテルへ。一時期は月のホテル代が20万円を超えたこともあったんです」
泊ればそうしたで「私の気持ちを察しない」と蹴りが入ることも。そのうちに、ぽっちゃりしていた孝明さんは、10キロ痩せた。
☆しかし、一度手を上げた妻は急速にエスカレートし、我が身を痛めて産んだ乳飲み子にもその暴力は向かっていった。次回ではさらに詳しくDV妻の実態と、迷える孝明さんの告白をレポートする。目の届きにくいDVの実態を考える参考にしてほしい。
TEXT 沢木文
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