「(平等にするために男性にも別途休暇制度を設けた場合)、女性は生理による不調で休むわけなので、休日の意味合いが違ってくる。また新たな不公平感につながりそう」
とも言う。
不公平といえば、女性どうしで生理の重さや生理痛の深刻さに違いがあることを「生理休暇の問題点」として挙げている人が非常に多かった点も印象的だ。
生理痛の軽重にかかわらず、生理中の不快感や物理的不安は共通のものだが「生理痛が軽い人もいるのに休んだら申し訳ない」と考えてしまう人もいる。
「周期が安定している人も不安定な人も混合型もいろいろ。毎月七転八倒するほどの痛みがある、何も感じない、眠くなる、イライラする、憂鬱になるなど、
みんな症状がバラバラなので女性どうしでも共感が得られない。相手が男性だとなおさら。しんどい・つらいの基準がないし、周囲に理解してもらうことが困難」
とする人もいた。小学校職員の女性は、
「生理には個人差があるので、『あの人は取らなかったのに、なぜあなたは取る必要があるの?ズル休み?』と思われることもあるのかなと思います」
と率直な意見をくれた。同性の目が気になると答えた人はほかにもいる。
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