「LINEってソーシャルネットワークサービスなので、常に拡散のリスクがあるんですよ!少なくともうちはLINEには自分の子供の写真なんてあげません!とさらに反論しました」
反論されて恥ずかしかったのか、相手の保護者も引っ込みがつかなくなり、結果的に2人はその後も険悪な関係になってしまった。
「反論された側の保護者は、あちこちで相手の悪口を言っているようで、言われている保護者は『あいつ、マジむかつく』と会うたび言っています」
この騒動を受け、「このグループLINEは、登下校に関する事務的な連絡にのみ使用します。登校に関する質問以外は基本受け付けません」というルールを作ったという初音さん。
「もともと暗黙のルールでそうなっていたんですが、メンバーが変わって勘違いする人が数人混じっただけで秩序が崩壊するので、年度初めにしっかりとルールを周知させるべきだなと思いました」
初音さんは、夏休みにはグループLINEが静かになることが嬉しいが、夏休み明けにはまたあの日々が始まると思うとうんざりする、とため息をついた。
取材・文/中小林亜紀
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