「入学したばかりで何もわからないんですが、で始まって『担任の先生からこんな電話があったんですが、あの先生って細かすぎません?』とか。どなたかこの担任の経験者さんいませんか?みたいな感じ。面倒の極みです」
もともとLINEもスマホ自体も最小限にしか使用してこなかった初音さんは、子供が班長になってからのLINEの出番の多さにうんざりとしている。
「もちろん、即答できそうな簡単な質問には答えていますよ。でも、中には長文になったりする内容もあるので、みんな面倒で答えたくないんですよ。
面倒臭いのと、誰かが答えるかもしれないと思って他の人の出方を待ったりするから、しばらく誰も返信しないことがあるんですね。すると、ほんの30分くらいで『面倒なことをお聞きしてすみませんでした』とキレ気味LINEを送信してきて…」
質問魔の保護者は、ほんの2時間ほど放置された時点で、いじめを受けたと言わんばかりの勢いで抗議してきたこともある。
「『こんなに困って相談しているのに、既読スルーするんですね?』と打ってきたことがあったんです。その時は私が慌てて対応。『ごめんなさい。答え方がわからなくて、皆さんの様子見しちゃった』と本音を書きました」
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