経済的にわりと余裕のある英紀さんの家では、予算から施設を選ぶというより、まずは父親が興味を持ちそうな施設を見つけるべきだ、という相談員からの助言に従った。
「私たちは、担当者が紹介してくれた施設の中から、カラオケをレクリエーションとして導入している所を父に提案しました。遊びにだけ行ってみようと」
相談員も交えた粘り強い説得の結果、父親はついに『見に行くだけなら』と体験入所に同意した。
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