■1位:ホンダ N-BOX(8万3877台)
普通自動車・軽自動車合わせての総合1位は、ホンダ「N-BOX」でした。現行型は2023年10月に登場した3代目となります。
2011年に初代モデルがデビューしたN-BOX。人気の理由はその完成度の高さです。センタータンクレイアウト採用による広大な室内空間と豊富なシートアレンジ、ピラーの角度やショルダーラインの高さにこだわり、運転のしやすさや視界の広さを確保するなど、本当に細かいところまでよく考えられて設計されています。
![](https://forza.ismcdn.jp/mwimgs/f/2/1200m/img_f239c8ad4f5a0debc44e0b9dede08c4b2359315.jpg)
現行型は、先代からパワートレインに変更はなく、デザインも大きく変わっていないのですが、細かなところで進化を感じさせてくれるモデルに仕上がっています。
しかしながら、前述したように、ここにきてライバルのスペーシアの販売台数に勢いが出てきていますので、今後N-BOXもさらなるブラッシュアップや新しいタイプの導入など、絶対王者の存在感を維持し続けるための戦いは続けていく必要があるでしょう。
■まとめ
ちなみに、6位以下は、6位が日産「ノート」(約4.5万台)、7位がスズキ「ハスラー」(約4.1万台)、8位がホンダ「ヴェゼル」(約3.7万台)、9位がスズキ「ワゴンR」(約3.5万台)、10位がトヨタ「プリウス」(約3.5万台)という結果でした。
普通車ではやはりトヨタが強い印象ですが、軽自動車の場合は、圧倒的に軽スーパーハイトワゴンの人気が高いものの、SUV風味のハスラーもかなりの人気となっているようです。はたして、2024年後半はどのような動きがあるのか、今後も楽しみです。
Text:立花義人、エムスリープロダクション
Photo:HONDA、SUZUKI
1
2
RANKING
1
3
4
5
2
4
5