【続きはこちら】母親の認知症に気がついたのは冷蔵庫の中のアレだった。両親２人の認知症介護の壮絶体験者が語る「すべての人がやっておくべきこと」

【前編のあらすじ】危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏は、両親の認知症介護を請け負った経験がある。始まりは父親の入院だった。症状がひどくなると徘徊がはじまり、怪我をしてまた病院という繰り返し。その中で今度は母親にも異変が起こる…。

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©︎GettyImages

「母の異変に気がついたポイントはふたつ。ひとつ目は冷蔵庫でした。中を開けると賞味期限切れの食品が次から次へと出てきたんです。この時点で何かがおかしいと思いました。決定打になったのは、母が近所の人に僕が不倫をしていると触れ回っていたこと。父がヘルパーの女性と浮気しているとも話していたようです。血の気が引きましたね。まさか、母までこんなことになってしまうとは…」。

実は認知症がうつる、そんな話をする人も少なくないと言う。