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「やっぱり女は押し倒されるのが好き…だと!」【不適切にもほどがある】トークで昭和脳上司がオフィスを凍らせた「絶望的瞬間」

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ふてほどの魅力は他にもあると璃子さんは言う。

「最初は『今は何でもハラスメントで窮屈だ』と言いたいドラマかなと思ったけど、私世代の令和女子の方が常識的でまともに描かれているシーンも多くて、『今どきの若い奴は……』に終始しないところも好きです。悪態をつきながらも親を思う気持ちとか、スマホに頼らず勘で好きな人の居場所を突き止める感じとか、私は共感できます」

職場で昭和世代の人が楽しそうにかつての「ハチャメチャ」な時代について語り出すと、物珍しさやドラマ人気も手伝って、周囲の人も自然に聞き入ったりしているという。

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©Getty Images

これまで、世代を超えてドラマやその時代背景について語り合った記憶などはなく、とても珍しい現象だと璃子さんは語る。

「お昼休みのとき、上司が他部署の同世代の人と『ふてほど』トークの流れから、昔のヒット曲とかドラマの話をしていたのが笑えました。面白いのでついつい聞いてしまいます」

ふてほどには現代のコンプラに真っ向対決を挑むかのような昭和歌謡の驚きの歌詞が登場するが、上司たちは件の回終了後に懐古トークが止まらなかったという。

「『ラブイズオーバー』という曲の中の『泣くな男だろ』も今はダメだよな、とか上司が言ってました。『男』の部分にピー入れなきゃとか(笑)」

また、昭和のテレビの世界には、今では考えられないような演出があったそう。

「昔の刑事ドラマは、刑事が取調室で容疑者をボコボコに殴っていたとか、刑事役が警察署でお酒を飲んでいたとか、白い粉を押収した時に刑事がそれを指先につけて舐めて覚せい剤かどうか確認していたとか(笑)。

ほんとかよっていう話ばかりですよね……でも、ある上司が昭和語りでコーフンしてしまい、【やっぱり女は押し倒されるがの好き】とドヤ顔で言ってしまい、オフィスの空気を凍り付かせていました」

☆さらに、そんな「ふてほどトーク」から調子に乗ってしまった、昭和世代のホンネについて詳しくリポートしていく☆

取材・文/中小林亜紀

▶︎後編に続く


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