「何度話し合いをしてももう頑張れない、の一点張り。もうやりたくないと。そして部屋に閉じこもる日が増えていってしまったんです…」。
夏休み中、典子さんは学校に相談したり、以前の塾の先生に相談したり、カウンセラーと面談をするなど、手を尽くしたそうだが本人の状況が変わることはなかった。そうこうしているうちに2学期がやってきた。
「私はなんとかして学校に連れて行こうと息子を無理矢理起こして、着替えさせようとしました。抗う息子と私の意地の戦いでしたね…」。
結局は夫が典子さんを制したそうだ。
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