「毛が不潔なので、どうにかしてもらえませんか?とはっきり申し上げました。でも相手はすみません、と謝るばかりで解決策をまるで提示してくれませんでした」。
結局、毛が入り込むことを防ぐことはできないまま月日が流れた。そうこうしていると今度は夜に遠吠えのようなものが聞こえるようになった。
「とにかくうるさくて、うるさくて、全然眠れないほどでした。さすがにこれでは体調を崩してしまうと思って、直談判にいきました。でもインターホンをいくら押しても出てきてはくれなかったので、散歩に出るのを待ち伏せしたんです」。
飼い主と白い犬を前にマリさんが不満をぶちまけようとしたときだ。
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