ハンバーガーメニューボタン
FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
CAR 得するクルマ生活

【正解はオートサロンにあるのか】オジサンの宝GT-Rよ、どこへ行く?次期型がBEVのハイパフォーマンスではないというなら

無料会員をしていただくと、
記事をクリップできます

新規会員登録

■次期GT-Rは、ハイブリッド車になると予想

筆者は、次期GT-RはバッテリーEVではなく、ハイブリッド車になると予想しています。なぜなら、既存のリチウムイオン系バッテリーは、航続距離と重量の面で、スポーツカーにはまったく向いておらず、満足のいく走行距離を得ようとすればたちまち今よりも200kg、300㎏は車重が増え、それを有り余るモーターパワーで加速させてしまうと、コーナリングや加速・減速が鈍ってしまいます。これはスポーツカーであるGT-Rにとってあってはならないことのはずです。

期待されるのは全個体電池ですが、実現にはまだ課題も多いようで、2020年代末とされる全個体電池の登場を、古いとはいえ人気車であるGT-Rも、さすがに待ってはいられないでしょう。そう考えると、やはりハイブリッドでの登場が現実的では、と考えられるのです。

Yahoo! 配信用パラグラフ分割
ハイパーフォースには、フロントカナードやフロントフェンダーフリップ、可動式のリアウイングなど、強力なダウンフォースを得るためのアクティブエアロを備えている

ただ、(日産のハイブリッドといえば「e-POWER」ですが)GT-Rにe-POWERでは芸がありません。たとえば、既存のV6エンジンを発電用とし、駆動に直結モードを有した新しいハイブリッドシステムといったような、e-POWERの進化版のようなパワートレインでの登場を期待したいところ。

発電用エンジンはリア側に搭載してリア輪駆動を主体とし、フロント輪は完全にモーター駆動する「ミドシップエンジンのハイブリッド車」となれば、重たいエンジンが後方にいけば、重量配分も大きく改善されるはずです。

 

■R34型の延長戦ではなしえなかったR35の功績 次期型にも期待!!

R35型GT-Rが登場した際は、R32~R34の第2世代GT-Rからのあまりの変化ぶりに、GT-Rファンは大いに驚かされました。しかしその後R35は海外市場で大いに評価され、それによってここまで存続することができました。R34型の延長戦ではなしえなかったことだと思います。

Yahoo! 配信用パラグラフ分割
ハイブリッドパワートレインを搭載し、ハイパーフォースに技術を満載した姿こそが、次期GT-Rなのではないだろうか

長らく愛されたR35型GT-Rですが、さすがに今後はそう長くないはずです。はたして筆者の予想どおり、ハイブリッド車として登場するのか!? それともまた別のシナリオがあるのか? 今後のGT-Rの動向が非常に楽しみです。

Text:Kenichi Yoshikawa
Photo:NISSAN、日本自動車工業会
Edit:Takashi Ogiyama



RANKING

1
2
3
4
5
1
2
3
4
5