ブーツやスニーカーも綺麗にして履くと清々しいもんです
そろそろ新年までのカウントダウン。大掃除の予定を立てた人も多いのではないでしょうか?
本来、煤払いや大掃除の目的は神事で、"一年の汚れを払い清め、お正月の神様である歳神様を迎えられるようにすること"で、綺麗にした家で家族全員が気持ち良く新年を迎えるためではなかったのですが、すっきりするのは事実。
そして、同じように身だしなみや服、靴を綺麗に整えて新年を迎えると心地好いですよね。
ということで、第157弾では美しくお手入れされた靴をピックアップしてみます。
靴のお手入れ方法を簡単に説明すると、まずは、シューレースを抜きます。シューキーパーを入れ、結んだシューレースを納めます。靴にシワが寄らないよう シューキーパーは必ず入れましょう!
馬毛のブラシでチリやホコリを落とします。 コバ(縁)の溝に一番チリが溜まりやすいので 注意してブラッシングしましょう。
キレイな布を指に巻き 少量のクリーナーを使って塗ってあったワックスを落とし、水性クリーナーで拭き上げます。
靴の色に合わせたクリームを指で塗って擦り込み、それから豚毛でブラッシングし、クリームを均等に伸ばします。
キレイな布を指に巻いて乾拭きし、余分なクリームを取り除きます。
ここまででも汚れが落ちて、栄養補給もされるので十分ではありますが、輝かせるため&靴を保護するためにワックスを塗り込んでおくのが吉。キレイな布を指に巻き、水で少し濡らしてからワックスを付け、磨きます。水を足すことによって油分を伸ばすとともに水と油を反響させ、輝かせます。
最後にキレイな布を指に巻き、水で少し濡らしてから、水拭きして仕上げます。これで靴が輝くとともにプロテクトされ、傷がつきにくくなるわけです。
では話をクルリンパと戻して、美しくお手入れされた靴の投稿5選をご紹介していきます!
シェットランドフォックス の「アバディーン 3054SF」
まずは、@n07chb05さんの投稿から。シェットランドフォックス (SHETLANDFOX)の「アバディーン(ABERDEEN)3054SF」です。
1982年にスタートしたリーガルコーポレーションのブランド、 シェットランドフォックス。
リーガルコーポレーションの前社名である日本製靴が世界に通じる高級自社ブランドとして販売していたブランドを、2009年春に再デビューさせました。
「ブランドに惑わされない、日本人のための日本製の靴ブランド」として、リーガルならではの仕掛けを盛り込みながら、フィッティングと履き心地の良い靴を世に送り出しています。
@n07chb05さんの「アバディーン 3054SF」は、ロングノーズでスクエアトゥのダービー(外羽根)シューズ。ラスト(木型)はタイトめでシャープな面持ちです。
素材には、おそらく仏アノネイ社のボカルーを採用しています。
鏡面磨きこそ施されていませんが、綺麗にお手入れされていて精悍に仕上がっており、クリームに青を選んでいるとのことで、クールな雰囲気すら漂っています。
ぜひ、今後も履いては丁寧なお手入れを繰り返し、長く愛してあげてください!