■ランクル本来の性能に、現代の快適性と安全性が加わった
ランドクルーザー250の開発コンセプトは「原点回帰」。つまりランクルの本質的な性能を強調(いわば原点回帰)しつつ、都市部で暮らす人々を含めた、より多くの人の生活にアダプトするよう、快適性を追求したモデルです。先代のプラドに比べて機能性が強調されたデザインは、伝統とモダンの融合が感じられ、本格クロカンモデルを求めるユーザーの感性に響くものとなっています。
ランクル本来の性能を継承しつつ、シリーズ初のハイブリッドシステムや先進安全運転支援システムの搭載など、現代的な快適性と安全性も提供しています。
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ランドクルーザー250(プロトタイプ)。本格オフロードモデルの堂々としたスタイリングでありながら、現代的な装備と快適性を備えたモデルだ
■ひと味違った高級本格クロカン ランドローバー ディフェンダー
イギリスのランドローバー社が手がける本格オフロードモデルである「ディフェンダー」。初代モデルは1983年に登場したモデルですが、なんと2016年まで、33年間も基本設計を変えずに販売が続けられました。その間、各国の軍用車両や警察・消防車両などに採用されるなど、オフロードモデルとして世界的に高い評価を得てきました。ディフェンダーの武骨なデザインは機能美そのもので、あえて路線変更をしないストイックなところが魅力でした。
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ディフェンダー90。モノコックフレームながら剛性の高いシャシー性能で本格オフローダーとしてのアイデンティティを確立している
現行型は2019年に登場したモデルで、ラダーフレームではなくアルミニウム製のモノコックフレームとなりました。「ラダーフレームでなければ本格クロカンといえない」という意見もありそうですが、採用された新アーキテクチャ「D7x」はランドローバー史上最も頑丈な構造となっているそうで、従来のラダーフレームに比べて3倍のねじれ剛性が確保されているとのこと。
本格オフローダーの要であるシャシー性能についても、電子制御4WDシステムやエア・サスペンション・システム、車両統合制御システムなどの最新デバイスによって、ひと味違った本格クロカンとなっています。
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