【続きはコチラ】気温5℃の寒空に締め出される恐怖！続出している鍵があるのに車のドアが開かなくなるトラブルはリコール対象なのか！？

「そもそも鍵は施錠と解錠をするもの。それなのにその根本ができなくなってしまうなんて…設計思想に問題があると思いませんか。だって、スマートキーも補助鍵も両方手元にあるのに車のドアが開かないんですよ。

そんなバカなことあります？ディーラーにも問い合わせましたが、わからないの一点張り。取り合ってもらえませんでした。今回はすぐにJAFに連絡がつき、急死に一生を得ましたが、これが一般道の山道など、非常電話のないところだったら…考えただけで恐ろしい」。

玲香さんの法令違反はもちろんだが、手元に鍵があっても車のドアが開かなくなる構造にも問題があるのではないだろうか。

平塚氏はこう述べる。

「車を離れるときにエンジンを切るのは大前提です。しかし、異例の事態は起こり得ます。鍵があるのにドアが開かなかったら、寒冷地や炎天下など、置かれている状況によっては生命を脅かしかねません。メーカー側に何か理由があって、このような構造にするのであれば、購入時に説明する必要があるでしょう」

loT化や自動運転など、車、そしてそれを取り巻く環境は急速な変化を遂げている。今や車は複雑なソフトウェアを搭載した存在になりつつある。ITと切っても切り離せないのだ。今回のトラブルの原因解明には時間がかかるだろう。しかし、昔のようにシンプルに鍵で車のドアを開ける構造であれば、起こり得ないトラブルであることは間違いない。